こんにちは、
発達障がい支援センターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。
あなたは発達障害があるわが子にしあわせになってほしいと思いますか?
親なら誰でもわが子にしあわせになってほしいと願うでしょう。
あなたが思うしあわせとはどんなしあわせでしょうか。
お金持ちになること、社会で活躍すること、家庭を持つこと、自立できること、自分の好きなことができること、自由にどこへでも行けること、何がしあわせなのかは人によってそれぞれ違います。
人によって自分がしあわせだと感じるものは違うので、親が思うしあわせが必ずしも子どもが感じるしあわせと同じとは限りません。
親が「結婚して家庭を持つことがしあわせ」と感じていても、子どもはそこには興味がなくて、自分のことを理解してくれる人に囲まれて毎日自分の興味があるものに囲まれてさえいればそれでいい、と思っていたりします。
そんな子どもに、親が、将来結婚できるようにと必死でいろんなことをしていても、かえって子どもはしあわせから遠ざかることになります。
子どもにしあわせになって欲しいなら、親が感じるしあわせを子どもに求めるのではなく、子どもが自分のしあわせを見つけられるように、子どもが自由に好きなことができる環境をつくってあげることが大切です。
こんな時はどうすればいいのか、どう考えればいいのかがわからない、という時はぜひカウンセラーに相談してみてください。