こんにちは。発達障がい支援センターの水野幸子です。
発達障害のあなた、発達障害のお子さんの親御さんは、結果を早く求めていませんか?
結果を早く求めることで、発達障害のあなた自身、発達障害のお子さん、支援している親御さん自身を苦しめている可能性があります。
結果を早く求めてしまうのはなぜでしょうか?
・誰かと比較をしている
・せっかちだから
・1回やれば結果が出ると思っている
せっかちさんも1回訓練すればすぐに結果がでると考えしまう場合は、あなたの身近で咲いている花のことを考えてください。
小学校で、朝顔の種をまいたことがありますよね。
種をまいた翌日に花が咲きましたか?
咲いていないですよね。
咲くまでに、何日もお水をあげ、面倒をみてきましたよね。
発達障害のあなたは、あなた自身をあなたのペースで育ててゆきましょう。
発達障害のお子さんは、お子さんのペースを大切にしていきましょう。
そして、結果が出ないと途中で諦めないことも大切です。
例えば、学校の勉強で考えてみましょう。
今、高校生のAさんの話です。
小学生の時から、国語の成績がふるわなかった。自分で国語はテストの結果がよくないと分かっているから、勉強もしっかりした。やっぱり、点数が伸びない。
中学生になり、国語の成績このままだといけないと不安だった。
どうしたらいいのかなと、考えていた。
そのとき、国語の教科担任が授業で勉強の仕方を教えてくれた。
これをやり続けていきましょう。すぐには結果が出なくても、必ず結果が出てきますから。
この国語の教科担任の言葉を信じ、Aさんは教えてもらった勉強をやり続けた。
中1ももう終わる。それでも、Aさんが思う点数は取れませんでした。
中2ももう終わる。まだ、満足いく点数は取れていません。
それでも、先生の言葉を信じてAさんは教えてもらった勉強をやり続けた。
結果が出たのは、高校受験が迫ってきたときだった、とAさんは言っています。
つまり、Aさんは、ほぼ3年間、思うような結果がでなくても黙々と信じた方法で勉強をし続けたことになります。
親御さんは、中2の後半から、得意な数学よりも国語の点数が良い時があり、どうしたの?と驚きを口にしたことがあった気がします。と話されていました。
Aさんと親御さんの話には、結果が出ていると思われる時期にズレがあります。
親御さんは、Aさんが先生に言われことを信じて勉強しつづけていたことを、高校生になってから知ったそうです。
Aさんにとっては満足する点数が取れていなくても、親御さんの国語の方がいいよどうしたの?という驚きの言葉を大切に受け止め、このままやり続けて大丈夫という自信にしていたのでしょう。
つまり、3年間後に自分が目指している結果が出たとしても、3年間の間に、少しづつ、少しづつ、成果は出てきているということになるのです。
朝顔の花の種をまいて、お水を上げ続け、数か月後に突然花が咲いていた、ということは無いですよね。
種をまき、目が出て、葉が増えていき、大きく伸びていく、つるが出てきて、つぼみが出来て、花さが咲く。
種をまき、花が咲くまでに多くの成長過程がありませす。
発達障害のあなた、発達障害のお子さんの親御さんは、その過程を見逃さないようにしていきましょう。
花とは違い、毎日のほんの少しの変化は、なかなか気が付きにくいです。
最初は種で、土の中にもなかった。そのことを覚えておきましょう。
最初のスタートの状態を覚えておけば、数日後、数週間後、数か月後のわずかな変化にきづくことが出来、期待しているスピードとは違っても、確実に求めている結果に近づいているということになります。
マイペースで、コツコツと積み重ねていくことが、一番の近道です。
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そして、1人で悩んでいるあなたは、いつでも発達障がい支援センターの心理カウンセラーが寄り添うことを覚えていてくださいね。