こんにちは、
発達障がい支援センターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。
あなたは誰かと話をするときに、自分がどのような表情をしているのか意識することはありますか。
人は相手と会話をする時、相手の表情を見て感情の変化を読み取りますが、発達障害がる人の中は、相手の感情を読み取ることが苦手だったり、自分の表情が思いもよらないものになっていたりすることがあります。
そのため、楽しい場面なのに相手には「怒っている」と受け取られたり、真剣にあやまっているのに「笑っている」と受け取られることがあります。
そうなる原因は、人とコミュニケーションを取る時に緊張して表情が硬くなっていたり、顔がこわばって相手には笑っているように見えるということがあります。
また、日ごろの会話の中で相手の表情を読み取ることをしていないために、自分の表情にも意識が向かない、ということもあります。
そのため、相手から思わぬ誤解を受けることがあります。
表情によって誤解を受けたりトラブルになることを避けるには、自分の表情を意識しておくことが大切です。
会話をするときに穏やかな表情を意識したり、鏡の前で笑顔をつくる練習をすることを繰り返していると、自分の表情をやわらかくし、穏やかな表情や笑顔をつくることができるようになります。
あなたの表情が相手に誤解を与えているなと感じる時は、ぜひ、自分の表情を意識してみてください。
こんな時はどうすればいいのか、どう考えればいいのかがわからない、という時はぜひカウンセラーに相談してみてください。