こんにちは、
発達障がい支援センターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。
あなたはやらなければならないことがたくさんあるのに、何から手をつけていいかわからない、ということはありませんか。
何をどうしていいかわからず考えるのを先延ばしにして、テレビを見たりゲームをしたりしているうちに時間がたって、結局どれもできないうちに一日が終わってしまう、という経験はありませんか。
発達障害がある方のなかには、同時に複数のことを行うのが苦手、と言う方がいます。
そして、いくつものことをやらなければならない状況になると、頭の中がパニック状態になってしまい、気が付いたらなんとなくテレビを見ていた、ということが起こっていたりします。
こういう時、何かをやらなければと思い、やりかけても、他のことが気になってしまい、ひとつのことに集中できずに、どれもできない、ということになりがちです。
まず、何をやらないかを決めると、やらなければならないことが減って、必要なことに集中しやすくなります。
優先順位をつけて、今日はこれをやらない、当面はこればやらずに放っておくなど、「やらないこと」を決めて、それを気にしないようにすると、今やることを絞れるので、優先順位の高いものからやっていくことができるようになります。
こんな時はどうすればいいのか、どう考えればいいのかがわからない、という時はぜひカウンセラーに相談してみてください。