苦手なことが多いんだねと言われてびっくり。
こんにちは、発達障がい支援センターの水野幸子です。
発達障害のあなたは、友達と話をしていて、
苦手なことおおいんだね。
と言われたことはありませんか?
私は、食べ物の好き嫌いの話をしていて、嫌いなの多いよね、と言われて驚いたことがあります。
嫌いな食べ物、苦手な食べ物、ありますが、多いとは自覚をしていなかったからです。
私の自覚は、苦手、嫌いな食べ物はあるけど、好き嫌いは無い方と思っていたのです。
私の嫌いな食べ物が、多いのか少ないのかは、話していた相手の好き嫌いにも左右されます。
話していた友達が、私よりも嫌いなものが多ければ、少ないね、になります。
話していた友達が、私よりも嫌いなものが少なければ、多いねと言われます。
私が、嫌いなものはあるけど、好き嫌いは少ないと自分のことを思っていたのは、どんなお店に行っても食べられるものがあり、満足できる。不快な思いをしないと思っているからです。
例えば、
お肉が嫌いな人が焼肉屋さんに行くとどうなるでしょう。
魚が嫌いない人がお寿司屋さんに行くとどうなるでしょう。
いくらサイドメニューに食べられるものがあっても、その場所にいることに不快さを感じて、嫌いに掃拍車をかけることになりかねません。
発達障害のあなたの苦手なこと、苦手なものが多いか少ないかも誰と比べるのか、
何を基準に判断するのかで変わってきます。
苦手なことでも、不快に思わずにいられるのか、不快でその場にいることができないのか、でも、苦手の大きさが変わってきます。
苦手なことが多い発達障害のあなたは、なにがどのくらいの強さで苦手なのか、ご自分で把握をしていますか?
もし、把握できていないのなら、苦手なことを書き出してみましょう。
書き出してから、苦手な強さも書いてみまそしょう。
1~5段階で5を最大として数字を書き加えましょう。
苦手なことが強い順で清書しましょう。
これで、苦手なことが明確になります。
そして、友達や周りの人に伝えておきましょう。
そうすることで、あなた自身も苦手なことがはっきりと自覚できますし、周りからのサポートを受けることができます。
苦手だからと避けることができないことも出てくることがあるでしょう。
突発的なことではなく、事前に分かっていれば、事前準備ができるので、苦手なことでも当日に行えることができます。
苦手なことを行ってみて、発達障害のあなたが、思っていたよりも平気だったと思えば、5段階の数字を書き直しましょう。
小さなお子さんで、変化が苦手なお子さんも、前もって伝えておく、説明をしておくことで、苦手な変化を受け入れることができます。
注意することは無理強いをしないこと。
どうしても無理なときは、逃げ場所、安心できる場所があることも伝えておきましょう。
スモールステップで経験することで、このくらいの変化なら平気と思えるようになっていく、慣れていくことで、変化への過敏な反応が治まっていくようになります。
コツは慌てないことです。
発達障害の本人が、楽に生きていけるようになることが、一番の優先であることを忘れないようにしていきましょう。
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そして、1人で悩んでいるあなたは、いつでも発達障がい支援センターの心理カウンセラーが寄り添うことを覚えていてくださいね。