こんにちは。発達障がい支援センターの水野幸子です。
発達障害のあなたは、発達障害ということで落ち込んだことありましたよね。
落ち込むような出来事がありましたよね。
落ち込むつもりはなく、前向きに頑張っていくぞ!と気合をいれている時に、思いもよらないことが起こり、どっと落ち込んだ。
という経験をしたことがあるかもしれませんね。
どうして、突然どっと落ち込むことが起きるのでしょうか。
それは、発達障害のあなたが、まったく予想していないことだから、突然と思うのですよね。
例えば、昨日提出した書類に不備があることに気づいたとします。
今更訂正したくでも、書類は部長まで回覧されているとすれば、書類を戻してもらうか、訂正した書類と差し替えてください、と言うのも一苦労ですよね。
ただ、不備があったと注意をされる。もしくは怒られるという予測をすることができますよね。
この場合は、予測ができているので、突然どっと落ち込むことはありません。
不備があることに気づいた時点でやってしまったとすでに落ち込み、反省をしているからです。
このように考えると、さっさと反省をして、次の対策を考えていけば、落ち込んでいる時間を短くできると思いませんか?
落ち込んでいることは
・自分をどんどん追い詰めることになる
・自分はダメだと自己否定をしてしまう。
・自分に自信がなくなる
というように、負のループの中に入ってしまいます。
落ちむと、自己否定はするけれど、前向きなことを考えにくく、何かをしよう、行動しようとはなかなか思えません。
そうなのです。
落ち込むと、動くことも億劫になってきますよね。
動くことなく、ただ落ち込んでいる時間。
自分で自分を否定する時間を作るのは、おかしなことだと思いませんか?
では、落ち込んだときにはどうしたらいいのでしょうか?
落ち込んでも何も始まらない。ということに気づくことです。
落ち込むのではなく、どうして落ち込むようなことが起こってしまったのかを考えましょう。
起こってしまった原因が分かれば、どのように対処をしていけばいいのか、対策をたてましょう。
この流れを、できるだけ早くやってしまえば、もう、落ち込んでいる時間はありません。
落ち込んでいる時間がなくなるということは、発達障害のあなたが、自分のことを責める時間がなくなるということです。
また、落ち込むということは、発達障害のあなたが、自分はここまでできると思っていたことが、できなかったから出てくる感情ですよね。
自分はここまではできる。とてもよくできた。
このように思っていた期待と逆のことが起これば、落ち込みますよね。
例えば、学校の勉強のことを考えてください
テストの点数で、自分は90点取れた!と自信を持っていたのに、60点だったとしたら、落ち込みますよね。
自分は60点取れた!と思っていたら、予想通りに60点だった場合、落ち込むことはしませんよね。
自分の思った通り60点だったと、喜んでいるかもしれませんよね。
発達障害のあなたが、自分が思っていた通りのことができなくて、落ち込むことが多いのなら、自分が出来ると思っていることの認識が、少しずれているのかもしれません。
ここまでできる、と思っていることが、高すぎることなのかもしれません。
あなたの発達障害の特性を考えながら、落ち込まないように、出来ること、頑張ればできることをはっきりさせていきましょう。
そうすれば、落ち込む時間は短くなっていきますよね。
落ち込む必要がなくなっていきますよね。
落ち込む時間が短くなれば、発達障害のあなたは落ち込むことに使っていた時間を、自由に好きなように使うことができるということになります。
時間がなくてできない、と思っていたことができるようになるということなのですね。
時間が増えることは、嬉しいですよね。
今、落ち込むことに使っている時間を、あなたの好きなことに使っていきましょう。
発達障害のあなたが、もし、1人で苦しんでいるのなら、発達障がい支援センターの心理カウンセラーがいつでも寄り添うことを覚えておいてくださいね。