心理カウンセラーのブログ

発達障害と、マイナス思考の止め方

更新日:

こんにちは。

あなたは、

・マイナス思考の癖がある

・マイナス思考が辛い

・マイナス思考が止まらない

・マイナス思考を止めたい

そう思うことはありませんか。

本日は、発達障害でお悩みのあなたへ、簡単で効果的な【マイナス思考の止め方】をお伝えします。

この【マイナス思考の止め方】を使えば、あなたは、ついつい浮かんでくるマイナス思考を自分で止められるようになります。

マイナス思考への対処の仕方が上手になるわけですね。

では、さっそく見ていきましょう。

【マイナス思考の止め方】は、次の通りです。

①「マイナス思考をしてしまうのは、仕方がない事」だと理解する。

②なにか別の行動をする。

③まだマイナス思考が止まらなければ、②とは違う行動をする。

④自分の手に負えないときは、専門家に頼る。

以上の3つの手順を、①→②→③→④の順番で行います。

これだけでは分かりづらいと思いますので、1つずつ説明しますね。

まず、

【 ①「マイナス思考をしてしまうのは、仕方がない事」だと理解する。】

について説明します。

マイナス思考をしてしまうのは、仕方がないんですね。

しょうがないんです。

なぜなら、思考は勝手に浮かんできてしまうものだからです。

あなたは、すき好んでマイナス思考をしていますか。

違いますよね。

日常のふとした瞬間に、マイナス思考は勝手に浮かんできます。

ですから、【 マイナス思考をしてしまうのは、仕方がない 】。

もし、頭にマイナス思考が浮かんできたら、

「今、自分はマイナス思考をしているな。そして、マイナス思考をしてしまうのは、しょうがないことなんだな」

と、ありのままの自分を受け入れてあげてくださいね。

次に、

【 ②なにか別の行動をする。】

について説明します。

「マイナス思考が止まらない」というのは、「マイナス思考に集中している」ということなんですね。

頭に浮かんできたマイナス思考に、夢中になっているわけです。

では、夢中になっているマイナス思考から、【意識をそらす】にはどうしたらよいのでしょう。

それが、【 ②なにか別の行動をする。】なんですね。

人間は、1つのことには集中できても、同時に2つのことには集中できないものです。

ですから、「マイナス思考」に向いている意識を、「なにか別の行動」に移し変えてあげるわけです。

では、どんな行動をすればよいのか。

特にきまりはありませんは、自分が楽しいと思えることがよいでしょう。

私でしたら、次のような行動をします。

・外に出て、軽くストレッチをする。

・飼っているペットを眺める。

・家族と会話をする。

・友達と会話や、電話をする。

・好きなゲームをしたり、テレビを見たりする。※ゲームやテレビはついついやり過ぎてしまうので、ほどほどでやめて、生活に支障がでないようにしています。

私たちは、ついついマイナス思考に夢中になってしまいます。

これもしょうがないんですね。

ですから、マイナス思考から【なにか別の行動】に、意識を移し変えてあげましょう。

その【行動】が楽しいことでしたら、気分もよくなりますよね。

次に、

【 ③まだマイナス思考が止まらなければ、②とは違う行動をする。】

について説明します。

「楽しいことをしているのに、マイナス思考が頭から離れない…」

そういう時もありますよね。

でしたら、【②とは違う行動】をしてみてください。

また別の楽しいことを試してみるのもよいでしょう。

ですが、いつまでも楽しいことをしているわけにもいきませんよね。

その日のうちにやらないといけないこともあります。

ですので、その【やらないといけないこと】を片付けてしまいましょう。

・家事、仕事、勉強を進める。

・トイレに行く。

・帰宅する。

・食事を済ませる。

・お風呂に入る。

・少し早めに寝る。

淡々と、日常生活をこなしていくんですね。

マイナス思考が浮かんでくることもあるでしょう。

しかし、【マイナス思考がどこかに行ってしまう時間】も、確かにあるはずです。

【そんな行動、時間】があるだけで、気持ちは楽になります。

努力しても、なかなかマイナス思考が止まらない時は、【淡々と日常生活をこなしていく】。

とても大切なことです。

最後に、

【 ④自分の手に負えないときは、専門家に頼る。】

について説明します。

これまでに、

①「マイナス思考をしてしまうのは、仕方がない事」だと理解する。

②なにか別の行動をする。

③まだマイナス思考が止まらなければ、②とは違う行動をする。

以上の①・②・③のことを、発達障害でお悩みのあなたにお話してきました。

この「マイナス思考の止め方 ①・②・③」は、「自分でマイナス思考に対処するための方法」です。

ふいにマイナス思考が浮かんでくるときがある。

そんなときは、「楽しいことする・誰かに相談する・淡々と日常生活を送る」中で、マイナス思考がどこかに行ってしまう時間もある。

このように、マイナス思考と上手に付き合えているのであれば問題はありません。

しかし、【マイナス思考が全然止まらない】・【不安な気持ちが収まらなくて苦しい】という状態に陥ってしまったとき。

それは、【マイナス思考が自分の手に負えない状態】にあるといえます。

そのような、【マイナス思考が自分の手に負えないとき】は、【専門家に頼る】ことが必要です。

【自分の手に負えない状態】が、さらに悪くなることを防ぐためです。

専門家とは、私たち「発達障がい支援センター」を含めた、全国の心理カウンセラーや心理士、心療内科や精神科といった病院です。

【自分の手に負えない状態】にあるクライエントを、専門家がカウンセリング・治療し、「改善・解決」に導きます。

「健やかな心を取り戻していく」わけですね。

今お話ししている、【④自分の手に負えないときは、専門家に頼る】は、【マイナス思考の止め方】の「手順」というよりも、「注意点」として捉えてください。

本日は、発達障害でお悩みのあなたへ、【マイナス思考の止め方】をお伝えしました。

マイナス思考がエスカレートしていくのは、辛いことです。

マイナス思考が止まらなくて辛いときは、本日紹介した【マイナス思考の止め方】を使ってみてくださいね。

それでは。

一緒に今日を良い日にしましょう。

発達障がい支援センター 心理カウンセラー

 
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