自立しないといけないから・・・
こんにちは、発達障がい支援センターの水野幸子です。
昨日は成人の日でしたね。
今日は、2025年1月14日です。
発達障害のあなた、発達障害のお子さんを持つ親御さん、成人の日に対する思いは色々あると思います。
発達障害のあなたが、まだ未成年なら、成人した自分はどうなっているのだろうと思いますよね。
発達障害のあなたが、成人しているのなら、成人したときの気持ちを思い出しているでしょうか。
発達障害のお子さんを支えている親御さんは、お子さんが自立して生きていくことができるのか、ということを日々、考えられているのではないでしょうか。
発達障害のお子さんも、親御さんも、自立して生活していけるようになる、というのを目標にしていますよね。
発達障害のお子さんも、親御さんも、もしかしたら自立なんて無理と思われているかもしれません。
自立のことをどのように考えていますか?
一般的な自立とは、「他者の支援を受けずに自分の力で身を立てること」と言われています。
一般的に言われていることを鵜呑みにすると、
・自立なんてできない
・無理なんだけど
・どうしたらいいの
という不安が広がります。
他者の支援を受けずにを、どうどらえていくかがポイントになります。
傍から見て、あの人は自立しているよね、という人でも、買い物はしています。
なぜ買い物をするのでしょうか?
自分では、買った物を作ることができないからです。
人は、誰かが作ったものを買って、生活をしています。
自分は、仕事など自分が社会に提供できることをして、生活をしているのです。
つまり、お互いがお互いの得意なこと、出来ることを提供し、不得意なこと、出来ないことは頼っているということです。
社会が支え合っているということになりますよね。
お互いに支えているし、頼っているのですね。
発達障害のあなたが、
こんな些細なことが誰かの役にたっているのかな?
社会に提供することになるのかな?
ということであっても、誰かの役に立っているのです。
発達障害の特性によっては、支援が必要となります。
この支援は受けて当たり前のことなのです。
支援を受けている自分は、自立ができていないと考える必要はないのです。
・発達障害のあなたの特性を生かしていく
・発達障害のあなたの特性を支援してもらう
だれもが当たり前に呼吸をしているように、当たり前のことなのです。
発達障害のあなたも、支えている親御さんも、自立をしなくては~と、力み過ぎていませんか?
頼らなくては難しいこともあるのに、それで自立となるのかと、悩んでいませんか?
力み過ぎる必要はありません。
悩まなくてもいいのです。
頼れるところは頼りましょう。
自分で行えること、行えることを広げれそうなことを広げていく。
自分のペースで行っていけばいいのです。
どこまでができて、どこまでが頼っていいのかわからないということもありますよね。
自分の特性を把握していますか?
把握していない時は、検査を受けるなどして、まずは自分の特性を把握していきましょう。
頼れるところには頼って、相談をして、あなたの発達に合わせた自立をしていきましょう。
発達障がい支援センターの心理カウンセラーも、いつでもあなたに寄り添います。
覚えておいてくださいね。