心理カウンセラーのブログ

発達障害っ子に理不尽に嘘つきと言われる時

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発達障がい支援センターの西浦まゆみです。

昨日はエイプリルフールの日でしたね。

私はエイプリルフールの日は嘘について考える日にしています。

自分に嘘はついていないか、発達障害の22歳になる息子に嘘をついていないか、
他者に対して嘘を言っていないかなど色々と考えます。

発達障害っ子ママは、発達障害っ子の嘘を考えたことがありますか?

発達障害っ子は自分を守るための嘘をつくことが多いです。


また、発達障害っ子によっては、親のあなたが嘘を言っていないにも関わらずに
「嘘つき」と言うことがあります。

例えば、発達障害っ子と休日の約束をしていた時に、
仕事が入ったり、他の優先すべき用事が入った為に、
発達障害っ子に休日の約束ができなくなったことを伝えたら、
発達障害っ子から「嘘つき」と言われてしまいます。

発達障害っ子ママからしたら、自分は嘘をついているわけではないのに、
なぜ、発達障害っ子から「嘘つき」と言われなければいけないのだろうっと
思わずイラッときてしまいますよね。

これは、発達障害っ子の思考癖が関係しています。

発達障害っ子によっては極端思考になっています。

「するか、しないか」「行くか、行かないか」と言うように
極端に物事を考えてしまう傾向にあります。

だから、発達障害っ子は休日の約束を守るか、守らないかしか考えていないために
「嘘つき」となってしまっているのですね。


発達障害っ子は「嘘をついてはいけない」「約束を守らなければいけない」と
普段から言われているのに・・・
ママは守っていない、理不尽だと捉えているのですね。

そんな時には、発達障害っ子に「嘘をついたと思ったのね」と
まずは、発達障害っ子の言い分を肯定して、
わが子が聞く耳も持ってから話をすることです。

発達障害っ子に「なんでそんなこと言うのよ、ママは嘘は言っていない」と
反発しないことですね。

発達障害っ子ママは嘘をついていないのに、と反発したくなりますが、
ここで反発すると、発達障害っ子は話を聞かなくなります。

なので、まずは肯定してから、
発達障害っ子に嘘をついているわけではないことを
例話法などを用いて話をすることですね。

「ママは嘘をついたわけではないのよ」
「学校でも予定していた授業が変わることがあるでしょう、
ママもあなたと休日約束を守ろうと思っているのよ
でも、仕事が急に入ったので、ママもどうすることもできないのよ」
「代わりに、今日の夕食は〇〇君(ちゃん)の好きなメニューにするね」など
話をしていくことですね。

試してくださいね。

発達障害っ子のことで気になることがありましたら、気軽に相談してください。

大切なことは、ひとりで抱え込まないことです。


 
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