こんにちは。発達障がい支援センターの水野幸子です。
立春も過ぎ、春に向けて日が長くなってきました。それでもまだ、寒い日が続きますよね。
発達障害の特徴の1つに、体温調節が苦手。というのがあります。
あなたは、外気温にあわせて体温調整ができているでしょうか。
発達障害のお子さんは、自分でも気付いていない場合があります。
親御さんから声を掛けてあげてくださいね。
寒い冬を過ごしてきて、あなたの姿勢はどうなっていますか?
鏡に自分の姿を写してみてください。
歩いているところや何気に立っているところを、家族にこっそり写真を撮って。とお願いして、姿勢を見るのもいいですね。
あなたの姿勢はどうなっていましたか?
・猫背になっていませんか?
・前屈みになっていませんか?
・肩が丸くなっていませんか?
・首が短くなっていませんか?
私の姿勢はきれいです。何も問題ないですよ。というあなた。
ご家族にスマホを触っているときの写真を撮ってもらってください。
・猫背になっていませんか?
・首が伸びきっていませんか?
・肩が前に出ていませんか?
猫背や前屈みの姿勢は、胸を締め付けている状態です。
あなたが普段着るシャツのサイズを2サイズ小さくしてみてください。
服が小さくて窮屈で、呼吸がしづらいと思うはずです。
あなたは今、自分の体にあった服を着ていると思います。でも、姿勢が悪ければ、窮屈な服を着たときと同じような呼吸のしづらさを感じているはずです。
・あなたは、疲れやすくなっていませんか?
・あなたは、肩こりやむくみがひどくなっていませんか?
・あなたは、不安が強くなってきていませんか?
・あなたは、ストレスを感じやすくなっていませんか?
姿勢が悪いと胸が窮屈になっているため、呼吸が浅くなります。
呼吸が浅くなるということは、酸素を充分に吸えていないということです。
酸素が充分に吸えないということは、二酸化炭素との交換が充分にできていないということです。
酸素と二酸化炭素の交換が充分にできないということは、体の代謝が落ちる、臓器の働きが低下するということになり、疲れやすくなったりするのですね。
あなたは気付いていないだけで、隠れ酸欠になっているかもしれません。
今、ここで、思いっきり伸びをしてみてください。
気持ちいいですよね。
思いっきり伸びをして両腕が上にあがっていますね。
腕を降ろすときは、ひじと肩を後に回して、肩甲骨の間を狭くするようにして降ろしてみて下さい。
胸が伸びますよね。
胸が広がりますよね。
深い呼吸をするために、まずは胸をしっかり広げましょう。
胸を広げることで何か気付くことはありませんか。
・しっかり呼吸ができる。
・目線が上がった。
この2つができるだけで
・ストレスが軽減した
・不安が和らいだ
・前向きになった
・視界が広がった
と、感じることができるようになります。
あなたは、自分の気持ちが落ち込むことも、体調が悪いことも、発達障害のせいだと決めつけていませんか?
落ち込んでいる人をイメージしてみていください。
下を向いて、猫背になっている人をイメージしませんか?
胸を張って前を向いている人は落ちこんでいるイメージはないですよね。
発達障害が原因で体調が悪くなる、ストレスが強くなる。ということが全てとは言い切れない。ということです。
あなたには、あなたのことを大切にしてほしいです。
なので今日は、いつもより姿勢を意識して、胸を広げてすごしてみましょう。
目線が上がるだけで、気分が変わりますよ。
楽しい1日をお過ごしください。
発達障がい支援センター 水野幸子でした。