発達障がい支援センター
真鍋良得(まなべりょうえ)です。
発達障害がある子供は周りの子供と比べて発達に偏りがあるため、親や先生から「できない子」だとみられることがあります。
そして、親や先生からこんな言葉をかけられることがあります。
「○○ちゃんはあんなに上手にできてるよ、あなたももっと頑張りなさい。」
「みんな先生の言ったとおりにやってるのに、なんであなたはちゃんとやらないの。」
「○○ちゃんみたいに自分から率先してやるようにしないといけないよ。」
こんな言葉を掛けられたことがきっかけで、子供は劣等感を持つようになることがあります。
自分は上手にできない、自分はちゃんとできない、と思うようになります。
他人と比較して自分はダメなんだと思うようになるのです。
発達障害がある子供は少数派になることが多く、他の子と比較されることで「普通じゃない子」と感じやすくなります。
子供に対して言葉をかける時には、他の子供と比較して優劣をつけることなく、できない事よりできる事に注目してあげましょう。