発達障がい支援センター
小蔦美奈子(こつたみなこ)です。
発達障害のあなたは、
今の仕事はどのようにして決めたか
覚えているでしょうか?
先日、息子と2人で
息子が希望する専門学校の体験セミナーに
参加することになり、
その学校に初めて赴くことになりました。
最寄りの駅は、
偶然息子が通っている高校と同じ駅。
改札を降りて、
今の学校とは反対側の方へ歩いて行きました。
あらかじめ道は確かめていたのですが、
なかなかたどり着けず、
今歩いている道で合っているか息子に確認をしました。
すると、息子はすぐさまググって、
「セブンイレブンがそこにあるから
もう少し先にあると思うよ」
と言いながら歩いて行きました。
まもなくして、
体験セミナーを予約した専門学校にたどり着き
約束の時間に間に合い
ホッと一息つくことができました。
息子がその学校に興味を示したのは
やってみたいことがあったからなのです。
イメージをして、
ワクワクしたからだといっていたのです。
その様子は、ゲームクリアしたときよりも
目がイキイキとしていました。
もう一度、
発達障害のあなたに聞きたいことがあります。
あなたがその道を選んだ理由は
あなたの心がワクワクした方ですか?
それとも、
将来のことが不安で選んだ道ですか?
発達障害のあなたは幾度となく、
あなたの人生の中で様々な選択をしてきました。
その道は、決して安全な道はなかったはずです。
予期しないことが起こることが
必ずあります。
確かにそこで頑張ることは必要かもしれません。
けれどもその頑張りは、
将来が不安な思いから頑張っていると
力尽きてしまいます。
ワクワクした方を選んで頑張っていると、
いつの間にかクリアーしてしまうのです。
安全な道は、ワクワクするのでしょうか?
誰かが決めた道は、ワクワクするのでしょうか?
発達障害のあなたも
必ず、道に迷う時がこの先に
訪れることでしょう。
そんな時は、一度立ち止まり、
自分自身に聴いてみてください。
『ワクワクする方はどちらですか?』
答えは、
発達障害のあなたの内側から
溢れ出してくるのですよ。