こんにちは!
発達障がい支援センター 心理カウンセラーの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。
子どもが発達障害やグレーゾーンであることがわかると、
困ったときはこうしたらいい
あれをすると子どものためにいいことがある
こんな対応は間違えている
など、さまざまな情報が入っていくることがありませんか?
そして、
『でもいったいどうしたらいいんだろう?』
『どの情報が正しいんだろう?』
『うちの子に合っているのはどれだろう』
とわからなくなることはありませんか?
「この子の未来のために、今できるだけのことをしてあげたい!」
そう思って、日々奮闘している親のあなたは、
とても頑張っているのだと思います。
ときには、
つい感情的になってしまって、
子どもに良くない影響を与えてしまう言葉だとわかっていながら怒って言ってしまうこともあるかもしれません。
その結果、
かえって子どもが荒れてしまった
子どもがやる気を失ってしまった
子どもの自己肯定感を低くしてしまったかもしれない
と思ってしまうこともあるかもしれません。
毎日がんばっているんだけど、
同じことがずっと続いているなぁ・・・と、
不安な気持ちが強くなっていくばかり・・・
良かれと思ってしたことが、かえって悪い結果につながってしまったのかも・・・
いったいどうしたらいいのか?何が正解なのか?
と思うこともあるかもしれません。
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そんな時に気をつけたいのは、
親のあなたが自分を責めすぎないことです。
親のあなたが試した方法で、結果が良くないことが起こってしまった。
とわかったら、
この方法はうちの子には合わないんだな、ということがわかったということなのです。
ただ、すぐに結果が出るには時間と根気が必要なこともあるので、そこはきちんと見極める必要がありますね。
今回試した方法ではなくて、別のやり方を試してみるのもいいでしょう。
つまり、”失敗”ととらえるのではなく、
今回のことで、”このやり方だとうちの子には合わないことがわかった”
と、とらえてみるといいのです。
よく、「失敗は成功のもと」といいますが、
この方法ではできないとわかったと考えたら、
そもそも、失敗なんてないのではないでしょうか。
もし、どうしても自分が子どもにしてしまったこと・言ってしまったことが良くなかったと思ったら、
反省するのもいいでしょう。
ただ、反省するのは長くても5分までです。
そして、反省して自分を責めることに時間を使うのだったら、
同じことを繰り返さないために、または、もっと良くなるために、
ほかの方法を考えたり探したりすることに時間を使ってくださいね。
本を読んでみるという方法もありますね。
本を読む時間がない方は、オーディオブックなど本の内容を音声できくという方法もありますね。
ネットを検索してみると、知りたいことを学ぶことができる講座もたくさんありますね。
自分だけではどうにもならないと思ってしまったり、
出口が見えないと思う時でも、
どうしたらいいかいろいろ試してみたり、
探してみたりすることで、
意外と答えは見つかることもあるのです。
親のあなたの前向きな気持ちが、子どもに伝わります。
それでも、どうしたらいいのか、どうしてもわからないときは、
一人で悩まずに、誰かに相談することもいいですね。
何でも話せるような身近な関係の人に、ただ話を聞いてもらうだけで、ふと心が軽くなることもあります。
視点を変えてみると、
意外と問題じゃなかったということもあるのです。
身近に相談できる人がいないときは、
発達障害の専門機関などプロに頼るという方法もありますね。
心の問題は、心理カウンセラーのカウンセリングを受けるという方法もあります
今はオンラインが発達している時代でもあるので、
カウンセリングをオンラインでできるところもたくさんあります。
オンラインが発達したおかげで、相談できる人は同じ地域の人である必要がなくなってきているのです。
同じことで悩んでいる人はいるものです。
また、同じようなことで悩んでいたけど、解決することができる人もいるものですよ。
同じような問題をクリアした人に聞くのが一番の近道です。
お子さんの、そして、あなた自身のより良い未来のために、
今のあなたは何ができるでしょうか?
あなたが幸せに生きていけるように応援しています。
発達障がい支援センター 黒瀧素子でした。