発達障がい支援センターの青芝夏樹です。
あなたは、「全然話聞いていないね」と言われたことはないでしょうか?
あなたは、興味がない話に寡黙になってないでしょうか?
人は興味がない話を聞くことは苦手ですが相づちをうったりします。発達障害がある人は興味がない話にはほとんど反応せず寡黙な態度をとります。中には人の話を聞くという概念がない人もいます。
逆に発達障害の人は、得意なことは何時間でもしゃべり続けることができます。
会話するということは人の話を聞きながら自分も話をする。マルチタスクなのです。
発達障害の人は、マルチタスクが苦手な人が多いのでそうなってしまうのです。
「話し上手は聞き上手」ということわざがあります。本当に話が上手な人は、他人の話をよく聞いて、自分の話をする、ということです。
反対のことわざで「話し上手の聞き下手」というのがあります。こちらは、自分の話に夢中になり、 相手の話を聞かないで、一方的に話をする、という意味です。
発達障害の人は、「話し上手は聞き下手」になっているようです。
対策
人の話を最後まで聞く
最後まで話を聞くにはどうしたらよいでしょうか?
知識の幅を広げるために興味を持って聞くのです。興味を持つとそれはどういうこと?よくわからないので詳しく教えて?など、自分が理解するための質問が浮かんでくることでしょう?それを質問するのです。質問された方は興味を持ってくれてうれしいとなり、どんどん話すでしょう。
最初は苦痛かもしれませんが、慣れてきます。すると、どんどん人間関係が良くなっていくでしょう。
話を聞いてほしい人ばかりなのですから。