こんにちは、発達障がい支援センターの神谷今日子です。
日本には美味しい食べ物がいっぱいありますよね。
白いごはんに味噌汁、焼き魚、お寿司、ラーメン……
私自身、和食が大好きです^^
そんな日本の料理を食べるのに、必ずといっていいほど使うのが、「お箸」です。
発達障害の子どもの中には、手先を上手に動かすのが苦手な子もいます。
幼稚園や学校の給食でも箸が必要な日があり、発達障害によって、手先を上手に動かすのが大変な子どもの場合、苦労することが多いのです。
そこで、今回は、発達障害の子どもに箸の持ち方を教える方法について紹介したいと思います。
スモールステップで練習しよう
発達障害の子どもに箸の持ち方を教える時は、スモールステップでおこなっていくようにします。
下記は、ほんの一例です。
実際のお子さんの状態に合わせて、スモールステップの組み立て方は変えていきましょう。
①まずは、大きく身体を動かす運動(歩く・走る・ジャンプするなどの粗大運動)ができることが大切です
大きく動かすのも困難な状態の中で、いきなり細かく箸の動かし方を学ぶのは難しいでしょう。
ですので、まずは、大きく身体を動かせるか?やってみましょう。
②続いて、腕や手首、手を動かせるか、見ていきましょう。
箸を使うには、腕や手首、手が動かせることも重要ですよね。
例えば、手で何かをつかんで、別の容器に移すということができるのか?やってみましょう。
③スプーンやフォークを使えるようになっているか?見ていきましょう。
箸よりは、スプーンやフォークの方が使いやすいですよね。
箸が使えるようになるのは、スプーンやフォークがある程度使えるようになってからですね。
④いよいよ、箸の持ち方をやっていきます。
まずは、箸を実際に持たずとも、箸を持つ動きが、手でできるのか?一緒に確認してみましょう。
⑤箸を持ってみましょう。
箸を持ってみて、実際に動かせるのか?やってみましょう。
練習用のトレーニング箸や補助箸といった道具もあるので、子どもに合わせて導入してみるのも良いでしょう。
⑥子どもの状態に合わせて、最初から食べ物で練習するのではなく、四角く切ったスポンジなど、つかみやすいものをつかむ練習をするのも良いでしょう。
⑦いよいよ、食べ物をつかむ練習をしてみましょう。
最初はつかみやすい食材から始めていきましょう。
楽しく取り組める工夫をすると、尚良いです
このお豆を、お箸でこっちに移すゲーム!など、楽しめる工夫があると、お子さんも意欲的になれます。
逆に、食事中に教えるようにすると、食事が楽しめなくなってしまう可能性もあります。
ですので、食事とはまた別に、時間を取ることをおすすめします。(おやつの後に毎日練習するなど)
園(学校)と家、同じ道具・方法で練習できるように
練習方法や道具は、統一した方が、発達障害の子どもは特に練習しやすくなります。
例えば、家で練習に使っている箸を園や学校に持っていくようにして、それを使うようにするのも良いでしょう。
他にも、園側でレクチャーしてもらっている練習方法を先生に教えてもらい、家でも同じ方法でやってみるのも良いですね。
なるべく肯定的な言葉がけを
最初は箸を上手に使えないことがほとんどです。
日本にいると、できて当たり前に思うかもしれませんが、2本の棒を器用に動かすなんて、本当にすごいことですよね。
海外の人が箸の持ち方で苦労するのもわかるように思います。
ですので、「まったく、こんなこともできないなんて!」「できなかったら恥ずかしいよ!」といった声掛けをするのではなく、
「昨日よりここができるようになったね!」など、できているところを見つけて褒めていくのを忘れないようにしましょう。
ということで、今日は、発達障害の子どもに箸の持ち方を教えるには?というテーマでお話させていただきました。
発達障害の子どもに箸の持ち方を教えるのは、特にじっくりとやっていく必要があるので、大変ですよね。
今回お伝えしたことが、少しでも参考になれば幸いです。
では、今日は心理カウンセラーの神谷今日子がお送りしました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。