こんにちは。発達障がい支援センターの水野幸子です。
発達障害のお子さんを持つ親御さんが子どもの頃、クラスの中に、ずっと1人でいる子はいませんでしたか。
私は、その時の学年によって、1人でいる子がいたときもありましたし、いないときもありました。
私のことをよく思い出すと、図書館で借りた本が読みたくて、休み時間に本に没頭していたことがありました。
クラスメートの視点にたてば、私が1人でいる子だったのかもしれません。
発達障害のお子さんの中には、集団行動・グループ行動が苦手な子がいます。
幼少期や小学校の低学年までは、お子さん自身もそんなに気にしていないと思います。
親御さんが心配して先生に聞いたとしても、まだ、特定の子とすごく仲良くなる時期ではないので心配ないですよ。と、言われることがある頃です。
小学校の高学年、中学生になってくると、友達のグループで楽しむことが増えていきます。
その中で、コミュニケーション能力を学び、親友にであったりします。
1人でいる理由は何なのでしょうか。
それは、その子によって違います。
・1人で好きな事をしているほうが気楽だから
・グループで同じように行動するのは苦手だから
・みんなと協力し合って何かするのが苦痛だから
・相手の気持ちが読み取れないから
・自分の気持ちを、うまく伝えることができないから
と、色々な理由があります。
発達障害の特性で、苦手なことがあるのですね。
いざ、行事などでグループを決めるときに、自分から声を掛けたとしても、避けられることがあります。
声を掛けたくても掛けられず、掛けてもらいたいと待っていても、声を掛けてもらえないということになります。
発達障害のお子さんは、発達障害の特性によって
・あのこは自分勝手だから
・協調性がないから
・何を考えているか分からないから
・なんか変わっているから
と、思われて、避けられていることに気付いていません。
発達障害のお子さんは、この状況を
・仲間はずれにされた
・みんなに意地悪された
・みんなに無視されている
ととらえ、心に傷を負うことになります。
多感な時期に、発達障害のお子さんが精神的に不安定になってくると、不登校などの2次障害につながるおそれがあります。
発達障害のお子さんで
・グループ行動が苦手
・協調性がとれない
・人の気持ちがわからない
といったコミュニケーションの取り方が苦手なお子さんは、ソーシャルスキルトレーニングを受けて、少しづつでも人の気持ちが分かるようになる訓練をする方法があります。
トレーニングをすることで、いざというときに、発達障害のお子さんが傷付くことを、最小限にできるといいですよね。
コミュニケーションの取り方が分からないまま、無理にグループに入り、大きなストレスを抱えるのなら、1人でいることも大切です。
1人でいるときは、発達障害お子さんが好きなこと、得意なことができる時間にすることで、得意な能力を伸ばしていくことができます。
1人でいることはいけないことでも、寂しいことでもありません。
発達障害のお子さんの、自分磨きの時間ととらえましょう。
発達障害のことをもっと勉強したい。
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それでは、楽しい1日をお過ごしください。
発達障がい支援センター、水野幸子でした。