心理カウンセラーのブログ

発達障害の特性による行動をしている子どもへのNG対応

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こんにちは、発達障がい支援センターの神谷今日子です。

あなたは、子どもが発達障害の特性による行動をしていた時、どうしていますか?

例えば、発達障害の子どもの中には、吃音が出る子どももいます。

発達障害の中でも学習障害のある子どもは、読み・書き・計算が難しい場合もあります。

また、ADHDで忘れ物が多い子どももいますね。

他にも、チックといって、本人の意思と関係なく、突発的に繰り返し、身体の動きや発声が出てしまう子どももいますね。

こんな風に、発達障害の特性による行動をしていた場合、どのように対応しているでしょうか?

今回は、絶対に良くない、NG対応を1つお伝えしますね。

それは、「無理矢理やめさせようとすること」です。

「そんなことしていると、みっともないからやめなさい」
「わざとやっているの?もっと普通にしなさい」

こういった声掛けをしてしまうことなのです。

発達障害は、脳機能の障害です。
なので、特性による行動は、本人の意思とは関係なく起きている場合がほとんどです。

それを無理矢理何とかしようとすると、本人は、自分自身の特性に対して嫌な気持ちを抱くようになります。

「何としてでも、やめなくてはいけない」
「こんな行動をしてしまう自分はダメだ」
「私は普通ではない。もっと普通にしなくては」


こうなると、自己肯定感も下がり、二次障害にもつながります。


ですので、発達障害の特性による行動を無理矢理やめさせようとしないことが大切なのです。

では、どうしたらよいかというと、まずはそういった行動を起こしている子どもをそのまま受け入れることなのです。

そういった行動を起こしているあなたも含めて愛しているよ。といったようにですね。


受け入れるという段階を経て、初めて、じゃあどうしていったらいいのだろう?どうしたらより生きやすくなるのだろう?と工夫していくことができるのです。


まとめると、無理矢理やめさせるのではなく、まずは受け入れる。
その段階を経て、初めて、工夫をしていくこともできる。

ということですね。


今まで無理矢理やめさせていたという方は、今日からは、まずは受け入れることを意識していきましょう。


ただ、自分や他人を傷つけるような行動の場合(自傷行為や、人を殴る行為等)は、すぐにやめさせる必要もありますよね。
その場合は、落ち着ける場所に移動させ、落ち着いた時に 本人から理由を聴き、本人に寄り添いながら、やめていける方向に工夫していきましょう。



これ以外にも様々な事例があると思いますが、工夫のやり方などは、「発達障がい克服!無料メルマガ」でも紹介しています。

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では、今日は心理カウンセラーの神谷今日子がお送りしました。

 
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