心理カウンセラーのブログ

年末年始を楽に過ごそう

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こんにちは!
発達障がい支援センターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。

2021年も今日を入れてあと二日。
いかがお過ごしですか?

最近は年賀状を出さずにLINEで新年のあいさつをする方がとても増えてますね。

年末といえば、大掃除・年賀状・おせち料理づくりなど、新しい年になる前にやらなければいけないことが多すぎる、と気持ちばかり焦っていませんか?

発達障害やグレーゾーンがあると、
やることがたくさんたまってくると、頭の中が混乱してしまうこともありますね。

私は年末にとても苦手意識を持っていました。
毎年毎年、年末はいろいろやらなくちゃいけないことが多くて、
何かに追われているように忙しくて、年々大変になってきていると感じていました。

ただ、ここ数年、心のことを学んでいくうちに、
大変だとは思わなくなってきたのです

今日は、”どうして大変だと感じなくなったのか?”というお話です。

結論からお話しすると、大変になるかならないかは、結局自分次第なのです。

前はどうして大変だと思っていたのかというと、


年末は大掃除をしなければいけない

大掃除は家族が協力してやるものだ

年賀状を出さなければいけない

おせち料理を作らなければいけない

と、年末に一般的にやると思われているやることに関する「~しなければならない」という思いがとても強かったからなのです。

でも、その「~しなければならない」という思いは、思い込みだったのです。
単に自分で作り出した思い込み『観念』だったのです。

※観念とは主観的なものごとのとらえ方・価値観のことです。

そのことに気づいたので、その観念について、本当にその観念は正しいの?と考えてみました。

例えば、『本当に大掃除はしなければいけないの?』

と考えてみると、


大掃除、できたらいいけど絶対しなければいけないわけでもない。

やり方だって、やる場所だって、自分で決めればいいだけのこと。

正解があるわけでもない。

大掃除をやらなかったからといって困る家族はいない。

できる範囲でやったらいいし、できないところがあったとしてもできない自分はダメだと自分を責める必要はないんだな。

と考えたら、気が楽になりました。

大掃除、家族に手伝ってと頼んでみたこともあります。

「窓はこうやって、ここまできれいにしてね」

と頼んでみるのですが、私の頼んだとおりにやってくれるわけではなかったので、少しがっかりしたこともありました。

でも、


一人一人、掃除でここまでキレイにしなくてはいけないという基準が違うんだ

私の基準に合わせなくてはいけないわけじゃない

家族それぞれの基準があるし、違っていいんだ

と気づいてからは、だいぶ気が楽になりました。

年賀状もお節料理についても、このように『本当にやらなければいけないの?』

と、よくよく考えてみたら


『〜しなければいけない』

ということはなかった

のです。

くり返しになりますが、この、


年末は大掃除をしなければいけない

大掃除は家族が協力してやるものだ

年賀状を出さなければいけない

おせち料理を作らなければいけない

など、人それぞれ基準が違う価値観・捉え方を『観念』といいます。

あなたは年末忙しくて大変と感じていませんか?

年末年始を忙しく大変にする価値観・観念を持っていませんか?

年末年始を忙しくする観念を年末年始を楽に過ごせる観念に書き換えて、

よりよい新年を迎えてみませんか。

あなたが苦しい生き方になるのも、楽な生き方になるのも、全てはどんな観念を持っているかなのですよ。

自分を苦しめる観念を持っていたら、自分を幸せにする観念に書き換えることが大切ですよ。

 
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