発達障がい支援センター
真鍋良得(まなべりょうえ)です。
自分の力を発揮できない、何をやってもうまくいかない、そんな時には環境を変えて新しいことにチャレンジしてみるといいかもしれません。
発達障害がある人は、多くの人が苦労せずにできることが簡単にはできない一方で、多くの人にとって簡単ではないことが得意だったりもします。
多くの人にできないことができるというと、何か特別な能力を持っているように思われるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
何十回、何百回、何千回と失敗を繰り返しても、それでもあきらめずにチャレンジできるなら、失敗を繰り返しながらもやり続けること自体が多くの人にはマネできない強みになります。
今の環境が一度や二度の失敗を許してくれなかったり、「普通」であることを求められるような状況であるなら、チャレンジできる環境に身を置いてみると自分の能力が開花するかもしれません。
自分が役に立てる場面がないと感じている時は、こんな自分はどこに行っても役に立たないはず、ダメに決まっていると思いがちです。
それは、今がそういう状況になっているので、それ以外の状況が想像できないだけで、自分が輝ける場所は案外身近なところにあるかもしれません。