こんにちは!
発達障がい支援センターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。
学校や仕事で、あまり気が進まないけれどもやらなくてはいけないことってありますよね。
やらなくてはいけない!
とわかっているのに、なかなか手が付けられなくて、先延ばしにしてしまうことは、多くの方があるのかなと思います。
でも、
もうだめだ
できない
などと思ってしまって、最初に、やる前からあきらめてしまっていませんか?
「できない」という思いの裏には、いつも「~したい」「できるようになりたい」という思いがかくれています。
本当はちゃんとやりたい!でもできない、という葛藤の状態です。
この『ちゃんとやりたい』という気持ちが強すぎると、『ちゃんとやらなきゃいけない』という基準になってしまいます。
その基準を満たしていない自分を許せない気持ちになってしまって、
もうだめだ
できない
と、ますます、負のループに陥ってしまうことも。
そんなときは、その『ちゃんとできなきゃいけない』は本当にそうなのかを考えてみましょう。
この『ちゃんと』はあいまいな基準です。『ちゃんと』できている状態ははたしてどのような状態なのでしょう。
ちゃんとできるに越したことはありませんが、本当に『できなきゃいけない』のでしょうか?
『できなきゃいけない』と強く思いすぎて、自分ができないような基準を自分で作って、自分で自分を苦しめていませんか?
自分を苦しめる基準は手放してしまいましょう!
できればいいけど、できないこともある、とできないことがある自分も認めて許すことも大切です。
自分を苦しめる基準に気づいて、どんな基準だと苦しくならないのか?そもそも基準は必要なのかを考えてみてくださいね。
まずは自分の基準に気づく。そこがスタートです。