こんにちは。発達障害支援センターの阿部 由香里(アベユカリ)です。
あなたは、頭の中が色んなことでいっぱいになって、混乱することはありませんか?
やるべきことがいくつか同時に重なって、時間がないのに気持ちがあせるばかり。
待っている人がいて、イライラして怒られると、さらにつらくなりますよね。
発達障害の方は、2つ以上のことを同時にやるのが苦手なことがあります。
机の上で例えると、場所が狭いので、今やっている作業と、もう一つのことを横に置いておくスペースが足りないのです。
覚えておくための、ワーキングメモリーが少ないと言います。
脳が疲れて、ストレスが溜まってしまいます。
私たちは生活の中で、一日中いろんな選択を繰り返し判断をしています。
その数は相当な数、35,000回もあるとのこと。
そんなにたくさん?と驚きますが、小さな意思決定を繰り返しているのです。
そして、その数の多さは脳を疲労させます。これはストレスになります。
さらに、人が一日に意思決定をできる回数には、上限があるということも、脳科学で研究されています。
選択をする回数が多ければ、ストレスもそれだけ多いということ。
これを回避するために、できるだけ生活をシンプルにすることをおすすめします。
今回は、ちょっと変わった提案をご紹介します。
・最初から、選択肢を減らしておく。
身の回りの品物を減らす「断捨離」は、ご存じですよね。
もちろん、物を減らすことは効果的で、とてもストレス軽減になります。
「断捨離はなかなか進まないわ…」という方でも、これだけ試しにやってみませんか?
それは、
同じ洋服を、毎日着続けることです
もちろん、洗濯のために、同じ服を2,3枚持っていてOKです。
おしゃれなフランス人のクローゼットには、季節ごとに10種類の服しか持たない。色の数も少ない。
という、ファッション雑誌を見たことはありませんか?
日本人は、タンスの肥やしになるほど、たくさんの洋服を持っている。。
毎日、違う服を着ていないと、人から変だと思われちゃいますか?
そこは、頭の中を切り替えて、試しにチャレンジですよ。
これを実践した著名人は、オバマ元大統領、スティーブ・ジョブズ氏など。
私の知り合いにもいらっしゃいました(^^)
これは、無駄な選択肢を減らして、ストレスを回避する。やりたいことに集中できる。という効果があるのです。
あなたも、私服の制服化。試しにやってみませんか♪