こんにちは、発達障がい支援センターの神谷今日子です。
突然ですが、発達障害のあなたは、できないことが多いと悩むことはありませんか?
また、発達障害の子どもを持つ親御さんであるあなたは、うちの子はできないことが多いと悩むことはありませんか?
確かに、できないことが目に入ると、ほかの人に置いて行かれないか?差が開いて辛い思いをするんじゃないか?と心配になりますよね。
今日は、そんな「できないことが多い」という悩みについてお伝えできたらと思います。
できないことが多いのは悪いことではない
まず、できないことが多いのは、悪いことではありません。
それが悪くて、いけないことで、申し訳ないことと感じる人も多いです。
ただ、実際は、できないことが多くても、それはまったくいけないことではありません。
第一に、できないことは誰にでもあります。
それをいちいち悪いとしていたら、世の中の人全員ができないことがあって悪い人になってしまいます。
「いやいや、できないことは誰にでもあるけど、それが人より多いから悩んでいるんだ!」
と思う発達障害の方もいらっしゃると思います。
ただ、できないことの奥にはできることが実は隠れていることがあるんです。
例えば、何かに集中しすぎて、人から話しかけられても気付くことができないという特性を持つ発達障害の方がいたとします。
人から話しかけられても気付くことができないというのは、確かにできないことですが、その奥には、
人から話しかけられても気付かないほど何かに集中することができるという、できることが隠れているんですね。
できないことを数えたら、できることも数えてみよう
できないことの奥にはできることもある。
なので、できないことに目を向けた後は、できることにも目を向けてみましょう。
そうすると、できることもいっぱいあるのがわかります。
例えば、その場でじっとしていることができない人は、行動に移すことが早くできる人でもあったりします。
うわべで人を褒めることができない人は、嘘をつかない素直な人でもあります。
ある意味、弱みこそ才能でもあるんですね。
これは、発達障害がない方にも言えることでもあります。
他にも、発達障害の子どもが着替えが上手にできないことに気付いた時も、同時に、自分で着替えようという意欲が育ってきた証拠でもあります。
日々の仕事でも、できなかったことばかり数えると、落ち込みやすくなりますが、できたことも数えると、意外と頑張ったんだな自分とも思えるようにもなります。
こんな風に、できないこと・できなかったことに目を向けるだけでなく、できること・できたことにも目を向けると、より広い視点で物事を見れ、悩みが軽くなっていきます。
また、発達障害の方が環境が大切と言われるのは、できること・できないことがはっきりとしていて、できることを生かせる環境にいることがすごく大切だからです。
トレーニングも取り入れてみる
できないことを改善したい場合は、トレーニングを取り入れてみるのもおすすめです。
ソーシャルスキルトレーニング・ビジョントレーニング・ワーキングメモリを鍛えるトレーニング…
発達障害の特性に合わせて、取り組むことができます。
ただ、ここで気を付けたいのは、できない自分(子ども)がダメだから・変えないとダメだからトレーニングしなきゃいけないとすると、トレーニングが苦痛になることが多いです。
怒る機会も多くなりがちです。
今の自分(子ども)も良いけど、さらに良くなりたい・楽に生きていきたいというモチベーションでトレーニングすると、楽しく続けやすくなります◎
トレーニングする側も受ける側も、内面が意外と大切で、今の状態を認めないまま進めようとすると、お互い苦しくなりやすいのです。
当支援センターでも、プロのカウンセラーが、様々なトレーニングをおこなっております。
ぜひ、参考になさってみてくださいね。
今日は、できないことが多いと悩む発達障害のあなたへというテーマでお送りしました。
・できないことが多いのは悪いことではない
・できないことの奥にはできることが隠れている
・トレーニングをすることもできる
というお話でした。
できないことが多いと悩む必要はないし、そこにとらわれ過ぎると、トレーニングする時も苦痛になりやすくなります。
まずは、今の状態をありのままに見ていく・認めていくことから始めていきましょう。
ということで、今日は心理カウンセラーの神谷今日子がお送りしました。