こんにちは。発達障がい支援センターの明石美和子です。
発達障がいのあるお子さんは、気持ちの切り替えや場面の切り替えをすることを不得意とします。何かに集中してる時や熱中してる時に違う動作へ切り替えようとしても、中々スムーズにはいきません。しかし、集団で行動をしてる時はそのような場面がたくさんおとずれると思います。
その時は、パニックや気持ちが爆発する前に事前にその子に流れの説明を伝えておくと良いと思います。事前に流れを伝えておくことで次の行動の事前予測が出来、全く知らない場所に行くことの不安要素が減ります。
事前に説明をしてても、行ってることが楽しし過ぎて辞めたくない場合は、「時間だから」「早くして」「やめなさい」など、一方的に辞めさせたり、否定したりせずその子の気持ちを一旦聴いてあげてみてくださいね。その子の要求をしっかり最後までキチンと聴いてあげてくださいね。
納得してないのにその子の気持ちを否定すると、その子の気持ちは不消化となり感情が爆発してしまいます。「楽しかったんだね」「それがしたかったんだね」「伝えてくれてありがとう」など、まずはしっかりとその子の気持ちを受容しすることで、その子の気持ちは不消化ではなくなります。話を聴くことはとても重要なことなのでやってみてくださいね。