こんにちは。発達障がい支援センターの水野幸子です。
発達障害のあなたは、1日24時間。どのように過ごしていますか?
眠っている時、食事をしているとき、仕事をしているとき、遊んでいるとき、誰と過ごしているか書き出してみましょう。
そして、だれと過ごしているときに、ポジティブな感情になっていますか。
だれと過ごしているときに、感情は動かないでいますか。
だれと過ごしているときに、ネガティブな感情になっていますか。
一緒に時間を過ごす人からは、知らない間に影響を受けています。
発達障害のあなたも、相手になんらかの影響を与えています。
一緒に過ごすのなら、お互いに良い影響を与え合いたいですよね。
ただ、発達障害のあなたは、あなたの特性を理解してもらえず、辛い思いをしてきたのではないでしょうか。
・何がみんなと違うの?
・なんで迷惑て言われるの?
・どこが変わっているの?
・どうしたらみんなと同じようになれるの?
・どう考えたら、みんなの言っていることが理解できるの?
・なぜ、分かってくれないの?
・普通ってなに?
発達障害のあなたにとっては、あなたの見える世界、考え方があなたの普通です。
それは、発達障害のあなただけではなく、すべての人が自分の見える世界、考え方が普通です。
他の人の見える世界や考え方を体験しているわけではないからです。
そんな当たり前のことを、発達障害のあなたも、あなたの周囲の人も気づけていない人が多いのです。
それで、自分の考え方は、世間一般的な考え方だと信じているのです。
ですので、自分と違うことがあると、「変わっている」「普通ではない」と言うのです。
例えば、同僚Aさんに「あなたは変わっている。普通はこうでしょう」と言われたとします。
でも、あなたはその普通が理解できません。その普通はAさんの考え方の普通だからです。
ですのであなたは、「変わっているのはAさんです。普通はこうでしょう」とあなたの考え方を伝えてもいいのです。
ただ、発達障害のあなたは、幼いときから
・ちゃんとしなさい
・普通にしなさい
・みんなと同じようにね
と、言われ続けていたなら、
・私が変わっているんだ
・私がいけないんだ
・Aさんが正しいんだ
・私が合わせないと
と、考えてしまい、苦しくなっていくのです。
発達障害のあなたは、もしかしたら苦しくなる時間を多く過ごしてきたのかもしれません。
でも、これからは、あなたがこのままでいいんだ、と認めることができて楽でいられる人と一緒にいるようにしましょう。
発達障害のあなたは、こんな人になりたいと思う人がいますか。
周りに、あなたのなりたい理想の人を見つけて、その人と一緒にいる時間を長くしましょう。
理想の人と一緒にいることで、理想の人の考え方、話し方など、学ぶことができます。影響を受けることができます。
もし、あなたの周りに
・よい影響を与えてくれる人がいない
・ネガティブな影響を受ける人しかいない
と思ったときは、本当に?と自分に質問して、あなたの周りの人をもう一度思い出してみましょう。
一緒にいる人はお互いに影響をしあっています。
発達障害のあなたが、Aさん嫌い!と思っているのなんら、Aさんは無意識にその感情の影響を受けています。お互いにネガティブ感情のキャッチボールをしているのです。
例えば、上司がとても厳しい人で、嫌だ嫌だとあなたが思っていれば、上司はあなたの嫌だ嫌だの感情の影響をうけます。
あなたの考え方を、
厳しくしてくるのは、1人前になって欲しいと期待してくれているからだ。ありがとうございます。
に変えると、感謝の気持ちが上司に影響を与えるので、あなたへの対応が変わってくるでしょう。
1日、2日では変わらないです。時間がかかるかもしれません。
職場の人間関係は、発達障害のあなたの一存で、簡単に変えることができません。
ですので、あなたの考え方を変えて、あなたから周りにポジティブな影響を与えていきましょう。
そして、どう考えても、周りに良い影響をくれる人がいないと感じているときは、発達障がい支援センターの心理カウンセラーがいることを思い出してください。
このブログで、私たちの思いをお伝えし、いつでも応援をしています。
1人で悩まないでください。
私たちはいつでもあなたに寄り添います。
そして、発達障害のことをもっと知りたいと思ったあなたは、
下の「発達障害克服!無料メルマガの詳細はこちらをクリック!」
をクリックして無料メルマガに登録してくださいね。