心理カウンセラーのブログ

自分で考えて決める習慣

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こんにちは。発達障がい支援センターの水野幸子です。

発達障害のお子さんの親御さんは、 お子さんのことを常に見ていますよね。常に観察していますよね。いつでも助けられるように、いつでも支援できるように、いつでも守れるように近くで見ていますよね。

でも、それが先に先に手を出しているっていうことはないでしょうか。
今日は先回りはをしすぎるのは良くないですよ、というお話をしたいと思います

体験談

息子が保育園の頃、通院していた時のことです。

小児科でしたが、高校生の男の子がお母さんと担当医に診てほしいと待合室にいました。
なんらかの症状が発症したため、お母さんは学校に迎えに行き、直接病院に来たようです。

看護師さんが症状を聞くときに、高校生のお子さんはゲームをしていました。

一番ひどい症状は乗り越えて、もう、落ち着いてきていたのです。

看護師さんの質問にはお母さんが答えていました。
私は、それを見ていて、すごく違和感を感じました。

もう、自分で説明できるよねってすごく思ったのです。
私は自分で自分の症状を説明できる子に育てていこう と思ったんです。

先回りをするタイミング

病気がち、 通院することが多い、体が弱い、そして発達障害のお子さんの親御さんは、どうしてもお子さんのことが心配で、転ばぬ先の杖を渡してしまいます。

本当にそれは 発達障害のお子さんのためになるんでしょうか。

発達障害のお子さんには、特性があります。
平均よりもズバ抜けてすごくできるところもあれば、どうしても苦手なところ、努力だけではどうしようもないこともあります。

どうしても苦手なところは、支援を行う必要がある時があります。支援が必要なところは、しっかり支援をしていきましょう。
発達障害のお子さんが得意としており、支援が必要のないことは本人に任せましょう。
中間なところもできるだけ先手先手を打たないようにしましょう。

発達障害のお子さんを守れるように、親御さんの中で準備をしておくのは大切です。
準備をしておくだけにしましょう 。その準備も使わなくて済むのが一番です。
お子さんが自分で考え、 自分で決めて、自分で行動することが大切なのです。

自分で決めて考える大切さ

自然の摂理で考えれば、発達障害のお子さんよりも、先に親御さんの方が亡くなります。
残される発達障害のお子さんのことが、親御さんにとっては、とても心配ですよね。

発達障害のお子さんが困らないようにするには、親御さんから自立していけるようにしていくことです。

発達障害のお子さんが、自立していくためには、自分で決めて自分で行動することを習慣にしておくことなのです。

発達障害のお子さんが、自分で考えて自分で決めて行動することで、失敗をすることもあるでしょう。

失敗しても、その失敗から考え直して成功することができるという成功体験、 その経験をできるだけたくさんさせてあげましょう。

そのためには、

支援すべきところは、支援する。
発達障害のお子さんに任せるところは、任せる。
発達障害のお子さんを信頼する。

という、メリハリをつけるといいですね。

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発達障害のお子さんの支援のことで、 どうしたらいいのかなと迷っているあなたは、発達障害支援センターのこの心理カウンセラーのブログにもたくさんヒントがあります。他のブログも読んでくださいね。

そして、もしあなたがとても苦しくて悩んでいるのなら、いつでも 私たち発達障がい支援センターの心理カウンセラーがあなたに寄り添うことを覚えておいてください。

それでは、また次回お会いしましょ。

 
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