こんにちは、
発達障がい支援センターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。
相手にやさしくしてほしいなら、自分が相手にやさしくする必要があります。
相手に理解してほしいなら、自分が相手を理解する必要があります。
発達障害がある人は、周りの人ができることが自分にできず、そのことで叱責され、劣等感を持つようになりがちです。
劣等感を持つと自分に自信がなくなり、他人から責められやすくなり、他人を恨んだり、そんな自分を責めたりもします。
できないことがダメなのだという思考になり、自分が出来て相手にできないことがあると相手をバカにするようにもなります。
自分のことを理解してくれない人、責めてくる人、できない人、そんな人にたいして、「なぜこの人はこんなことをするのだろう」と考え、相手を理解し、相手を思いやる気持ちを持つと、人間関係が良くなります。
物事に優劣をつける思考は、これがダメ、あれがダメと、相手を評価することになり、お互いを苦しめます。
自ら相手を理解し、相手にやさしくすれば、生きづらさを感じることが減ります。