心理カウンセラーのブログ

発達障害 子どものことを“できないメガネ”をかけて見ていませんか?

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こんにちは!
発達障がい支援センターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。

今日はとても気持ちの良い秋空が広がっています。
子育て中のあなたはいかがお過ごしですか?

子育て中のあなたは、
わが子には


・こんなことができるようになってほしい
・こんな能力を身につけてほしい
・この子ぐらいの年齢の子であれば、これくらいはできるのが当たり前だ

と思うことはありますか?
私はよく思っていると思います。

子どもは日々成長しています。
今までできなかったあんなこと、こんなことができるようになった。
そのことに気づいたとき、親としてうれしい気持ちになりますよね。

子どもが成長の過程で身につけなければならないこと、
生きていく上で必要なこと、
覚えなければいけないこともたくさんありますね。

ただ、発達障害の特性を持っている子どもや発達障害の診断までに至らないグレーゾーンの子どもは、
定型発達の子どもであれば特に教えなくても自然とできることができなかったり、
できるまでにとてもとても時間がかかったりということが起こったりします。
その内容も、子どもによってさまざまで、
予想することも難しいということもあります。

それでも、時間がとてもとてもかかるということは、
時間をかけて正しいやり方で教えたり、トレーニングを積んだりすることによって、
できるようになることもたくさんあるのです。

ですから、


“この子はできるようになる力を持っている”

という子どもの可能性を見てあげてください。

子どもの生まれたばかりのころを、思い出してください。


”ただ無事に生まれてきてくれた”
”ただ生きていることでありがたい”

と、子どもの存在自体に感謝の気持ちがわいてきたのではないでしょうか。

そして、
子どもが成長して行くに連れて、
様々な身につけて欲しいことがでてきます。

周りの子どもと比べて、
あれ、みんなできているのにうちの子だけできない、
ちょっとしたことだけど違和感があるな、
そんなところから、発達障害の特性に気づくこともあります。

そして、
発達障害の特性に気づいていても気づいていなくても、
周りの子と同じようにできるようになってほしい、
親の自分はできていたんだから、何とかこの子もできるようになるはずだ、
などと、ありのままの子どもを見ることができないでいると、

発達障害の特性がある子には難しいことをできるように強要したり、
あまりにもできなくて落胆したり、
この子はできないと決めつけてしまう、

ということをしてしまうことが起こってきます。

”この子はできない”と決めつけて見ると、できない子どもになってしまいます。

ぜひ”できないメガネ”を外して、ありのままのわが子を見るようにして下さい。

”できないメガネ”をかけていると、できない理由をさがしてしまいます。
”できないメガネ”を外して、”この子はできない”と決めつけないで、


『どうしたらできるのか?』

とうことを考えてみてください。

このように、発想を変えると、
見え方が変わってきます。
子どもの可能性に気づくことができます。
新しい教え方を発見することができます。
親のあなただけでがんばろうとせずに、力になる協力者が現れます。

一番大切なことは、子どもが幸せに生きていけること。
そして同じく大切なことは、親のあなた自身が幸せになることです。

あなたの幸せになる子育てを応援しています。

 
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