こんにちは!
発達障がい支援センターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。
全国的に寒いですね。
こんなに寒い日には、私は車の運転をすると道路が滑るのではないかと心配になります。
ASD・ADHDやLDといった神経発達症(発達障害)の傾向が見られるお子さんは、
恐れや不安・心配の気持ちが大きくなりやすい傾向にあります。
恐れや不安・心配の気持ちが大きいお子さんと接している子育て中だったり支援をしているあなたは、
日ごろ不安に思っていることはありますか?
日ごろ心配に思っていることはありますか?
たとえば、
・子どもの将来が心配
・子どもが来年進学するけど、新しい環境でやっていけるのか心配
・子どもがまたいつかんしゃくを起こすんだろう
・また子どものことで学校から呼び出されるのではないだろうか
また子どものことではなくても、
・個人情報が漏洩したらどうしよう
・何かの病気になるのではないか?
・巨大地震が来るのではないか
など、心配しようと思えば心配事はいくらでも思いつくとも言えます。
さて、ここで覚えておいてほしいのは、
恐れや不安・心配は今には無いということです。
では、どこにあるのでしょうか?
恐れや不安・心配は未来にしかないのです。
人間の想像力は素晴らしいものなので、
望遠鏡のようなもので未来に焦点を当ててしまうと、
未来に起こることに対する想像が膨らみます。
その未来の想像が楽しいことであったり、未来に対する希望に満ち溢れた想像だったら良いのですが、
恐れや不安・心配なことの未来に焦点があってしまうと、
未来の恐れや不安・心配の想像が膨らんでしまって、
心の中が恐れや不安・心配でいっぱいになってしまうようでは困りますよね。
では、どのようにしたらよいのでしょうか?
それは、
『今』
に集中することです。
今に集中することで、恐れや不安・心配なことに注目しすぎることを防いでいきましょう。
例えば、
・ウォーキング
・読書
・手芸・園芸・料理などの手仕事
・マインドフルネス
など、自分に向いているものを選んで行って行きましょう。
『今』に集中する方法は意識的に練習すればより効果的に行うことができますよ。
その方法については、また機会がありましたがお伝えしていきますね。
あなたの幸せになる子育てを応援しています。