こんにちは。発達障害支援センターの水野幸子です。
寒くなってきましたね。
皆さんどのようにお過ごしですか。
インフルエンザなど風邪も流行っています。
ちゃんと 体を温めて過ごしていますか。
今日は、風邪をひかないためにも、体調を整えておくためにも、睡眠が大切ですというお話です。
睡眠時間はどのくらい取れていますか。
発達障害のあなたはどのような特性を持っているか分かっていますか。
過集中をする特性を持っているかあなたは、気が付いたら真夜中だった、朝方だったと言う経験があるのではないでしょうか。
逆に、一つのことに集中できない特性を持っているあなたは、あっちもこっちもとやっている間に何もできていない、全てが中途半端なのに、気が付くと深夜になっていた という経験があるかもしれません。
そのような生活を毎日続けているとどうなるでしょう。
学校や仕事に遅刻しないようにするには、どんなに遅くなってもこの時間には出るという時間が決まってますよね。
そして、寝る時間が遅くなればなるほど、睡眠時間が減るということもわかりますよね。
睡眠時間が少ないまま生活をしていると、知らない間に体に疲れが溜まってきます。
発達障害の場合は、特性で体に疲れが溜まっていることを感じない人もいます。
反対に、すぐに頭痛を起こしたりと体に出てくる人もいます。
体が辛いと気持ちもイライラしますよね。
・頭が痛い時と 頭が痛くない時
・お腹が痛い時とお腹が痛くない時
どちらが気持ちよく過ごせますか。
それは、頭が痛くない時、お腹が痛くない時ですよね。
風邪を引いて熱を出している時、風邪をひいていない時、どちらが過ごしやすいですか。
風邪をひいていない時ですよね。
そのためには、体をしっかり休ませてあげましょう。体をしっかり休ませるには睡眠が大切です。
発達障害のあなたが3回しっかり食事をとっているのであれば、大人であっても7時間から8時間は眠ることが大切です。なぜなら、 胃袋に食べ物があると、 消化するための活動をすることになります。
体を休めることができない状態になってしまいます。
胃が軽くなっている状態で眠ることで、良質な睡眠を取ることができます。
睡眠をしっかり取ることで、
・免疫力が上がります
・昼間に頭がぼーっとしません
・居眠りも減っていきます
頭がぼーっとする、居眠りをするということがなくなれば、お子さんの場合は授業がわかりづらかったということが少なくなっていくでしょう。
授業に集中でき、授業が楽しかったって思えることも出てくるでしょう。
大人であれば、 仕事の効率が上がることは間違いないです。
居眠りしながら仕事をすると、 ミスが増えますよね。ミスを訂正するのに時間がかかります。
そうすると、仕事の時間は長くなりますよ。
もしかしたら、上司に注意されるということも起こりますよね。
でも、しっかり眠っていればそれは起こりません。しっかり眠って、頭をスッキリさせて 仕事に向かえば、仕事にも集中ができます。効率が上がりますね。
提出期限よりも早く書類を出すことができます。
仕事の効率があがれば、仕事が楽しくなりますね。
睡眠をしっかり取ることは、ただ昼間に眠くならないだけではなく、昼間に頭がクリアーだからこそ、色々なところでパフォーマンスが上がります。
心にゆとりができ、イライラすることがなくなります。
イライラしないということは、人間関係もうまくいきやすいということです。
なぜなら、 誰かに何か言われたことにいちいちイラッとしたり、カチンと来たりすることが減るからです。
人が生きている間に睡眠というのはとても大きなウエートを占めています。
24時間の中に7時間から8時間という 4分の1の時間になります。そのくらい睡眠は大切なんです
冬は体を温め、汗をかかないぐらいの布団で、布団やパジャマを工夫して 眠れるようにしましょう。
夏は暑さ対策、湿気対策をしっかりして 眠れるようにしましょう。
いくら時間を長くとっても、環境が悪く眠れないと疲れは取れません。環境はとても大切です。
早速、今日から睡眠時間をしっかり取っていきましょう。
それでは、良い1日をお過ごしください。