こんにちは。発達障がい支援センターの水野幸子です。
発達障害のあなたは、何らかの悩みを抱えているでしょう。
その悩み、どのように対処していますか。
・発達障害のことを話すことができない
・悩みはあるけど誰にはなしたらいいかわからない
・恥ずかしくて話せない
・陰口で何を言われるかわからない
・話したくてもどうやって話せばいいかわからない
こういった悩みを抱えている発達障害の方は多いです。
まずここで、悩んでいるのは自分だけではないのだと思ってください。
・発達障害のあなたが、あの人はいいな幸せそうで、と思っている人にも悩みはあります
・発達障害のあなたが、あの人は苦手、嫌い、と思う人にも悩みはあります
・発達障害のあなたを支援してくれている人にも悩みはあります
・発達障害のあなたが、悩みなんてないんだろうな、と思っている人にも悩みはあります
つまり、悩みを抱えていない人はいないのです。
発達障害のあなたは、そんなことはないと思ったかもしれません。
なぜなら、自分の悩みを悩みと思っていない人がいることを、今までの経験で知っているからです。
十人十色というように、悩みは人それぞれです。
発達障害のあなたが悩んでいることを、悩みに感じていない人ももちろんいます。
発達障害のあんたが、何とも思っていないことに、どうしたらいいのか分からないと悩んでいる人がいるのです。
悩むということは、
・発達障害のあなたが困っている
・発達障害のあなたがどうにかしたい
と思っているから悩むのです。
解決したいのに解決できないから悩むのですね。
解決したいと思っていることを、発達障害のあなたは自覚していましたか?
悩みとは、あなたが解決したいと思っているから悩みになるのです。
そして、あなたが解決できないことは悩みにはなりません。
自分が解決できないことは悩みにならないと聞いて、発達障害のあなたはどう思ったでしょうか。
・この悩みはずっとずっと悩んでいることだから、解決できることのわけがない
・今まで努力をしてきたけれど、解決したと思ったことがない
と、自分に悩みが解決できると思わないと思った方が多いのではないでしょうか。
もし、なかなか解決できないと感じているのなら、解決の仕方を変えることをお勧めします。
発達障害のあなたが、解決しようと努力をしてきました。
でも、なかなか改善しないと思うのなら、努力の仕方が違っているのかもしれません。
100%違うと言っているのではありません。
例えば、学生の時のテスト勉強です。
テスト範囲外のところを勉強し、テストを受けました。問題を解くことができるでしょうか。
明日は数学のテストなのに、国語の勉強をしてテストを受けました。問題を解くことができるでしょうか。
テスト範囲の勉強をした時、数学の勉強をした時よりも、解いていくペースが遅かったり、わからないと悩む回数が多くなりますよね。
テストの結果は、0~100点と幅はあります。
発達障害のあなたの悩みは、解決できていれば解決方法はあっていたので、既に悩みになっていません。
ただ、あなたが100%この悩みを消したいと思っているのなら、99%解決していても1%解決できていないがために、解決できないと感じるのです。
テストの結果が99点だった時、発達障害のあなたはどう思いますか?
私は、お~あと1点と思いながらもすごく喜びます。
本当は99%解決しているのに、全然解決していないと思っているかもしれません。
だとしたら、苦しいですよね。
99%は解決していたと気づけると楽になりますよね。
そのためには、誰かに話を聞いてもらう方法があります。
その誰かとは、発達障害のあなたが信頼できる人がいいですね。
または、カウンセラーに話を聞いてもらうこともいいですよ。
悩みは1人で抱え込んでいると、同じ考え方をしては、だからやっぱりダメなんだと、悩みを大きくしていくことになります。
1人で抱え込まないようにしましょう。
発達障害の今のあなたの気持ちはどうですか?
・悩んでいるのは自分だけではない
・誰もが悩んでいるんだ
・悩んでいることを隠さなくてもいい
・頼れる人が1人いればいい
・悩みは解決できることなんだ
と、考え方が変わってきていますよね。
誰にも相談できないと思われた方がいるのなら、あなたは1人ではないですよ。
発達障がい支援センターの心理カウンセラーがいつでもあなたに寄り添います。
そして、あなたの悩みが解決できること、楽になることを願っています。