心理カウンセラーのブログ

発達障害の子どもに自由と責任はセットということを教える

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こんにちは!
発達障がい支援センターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。

子育て中のあなたは、
わが子に発達障害の特性があるように感じていたり、
発達障害の診断をもらったけれど、どのように育てていったらよいのかよくわからないと思って困っているということはありませんか?

発達障害の特性があると感情のコントロールが苦手ということで様々な困りごとが出てくることがあります。

そして、感情のコントロールが苦手なことで、やるべきことをなかなかやれないということが問題になることもあります。

やるべきことをやれないと、学校の提出物に取り掛かることがなかなかできなかったり、
部屋の中が散らかってしまって片づけられないという状態になってしまうこともあります。

提出物を出せないことが気になって、それが学校に行けない不登校という状態になりやすいことが起こります。

部屋の中が散らかっていても、必要なものがすぐ取り出すことができませんから、
次の問題につながっていくのです。

ですから、発達障害の特性を持っていることで、問題が起こっていたり、これから起こる問題を予防していきたいというときは、
感情のコントロールを身につけるトレーニングをしていくことが大切です。

たとえば、
発達障害の特性があるお子さんのやるべきことを親のあなたがやってあげ過ぎているということはありませんか?

発達障害の特性で苦手なことはとことん苦手だということもあると思いますが、
だからといって親が「この子はできない」と思ってしまったり、
発達障害の特性のある子どもが「自分のやるべきことを親がやってくれるのが当たり前だ」と思ってしまうと、
できるようになることもできるようにはなりません。

発達障害の特性をもっていると、
提出物に限らず、友だちとの関係だったり、先生との関係だったり、様々なことで苦手なことが多いなと親から見て感じることが出てくるかもしれません。

ただ、できないとあきらめてしまうのではなく、
根気強く、1回話してわからなくても10回、100回、1000回と根気強く話していくことも大切です。

子どもに責任があることを親がやってあげすぎないことです。
自由と責任はセットです。

宿題をやっていかなければ、気まずい思いをするのはやらなかった子どもです。
朝はいていく靴下が見つからなければ、洗濯に出さなかった子どもに責任があるのです。

子どもが親のせいにしてきても、
根気強く子ども自身に責任があることを理解できるようにしていきましょう。

子ども一人ひとり特性はちがうので、
特性に合わせて根気強く接していって下さいね。

どうしても子どもにどう対応していいのかわからない、
困り果ててしまう、という方は、
発達障害専門のカウンセリングを受けるという方法もありますよ。

あなたの幸せな子育てを応援しています。

 
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