こんにちは、
発達障がい支援センターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。
あなたは子どもが話を聞いてくれない、子どもに指示が伝わらないと思ったことはありませんか。
発達障害がある子どもは、今やっていることに集中していたり、自分の世界に入っていると、声をかけられても反応できないことがあります。
あるお母さんが家の二階にいる子どもに「ご飯できたから降りてきてね」と声をかけてもなかなか降りてこなくて、イライラすることがあるとおっしゃっていました。
子どもに話を聞くと、勉強をしていたりゲームをしていたりしている時に声をかけられると、声をかけられているということはわかっているけれど、すぐには反応できず、3分後には一階に降りるということ自体を忘れてしまっている、ということでした。
コミュニケーションには「相手を見る」ということが大事です。
相手を見ずに言葉だけでもコミュニケーションは成り立ちますが、相手の状況がわからなければ、伝わっているかどうかもわかりません。
子どもに何かを伝える時には、子どもの姿を見て声をかけるようにすれば、伝わりやすくなります。
こんな時はどうすればいいのか、どう考えればいいのかがわからない、という時はぜひカウンセラーに相談してみてください。