こんにちは!
発達障がい支援センターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。
子育て中のあなたは、
わが子が、
- イヤなことが起こった時に泣いている時間が長いなぁ
- イヤなことはずっと覚えているなぁ
- 長い間そのことを引きずってしまっているなぁ
などと思うことはありませんか?
発達障害(ASD、自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群)の特性でイヤなことが起こったときの記憶が残りやすいのです。
そのため、
同じようなことが起こったときにフラッシュバックが起こり、
当時の感情が再体験されてしまうことも起こることがあります。
イヤな記憶が残りやすいことでいつまでも引きずってしまうために、
気持ちの切り替えが苦手なのですね。
それで苦しい思いをすることもあるでしょう。
いやな気持ちが長く続くときには、
まずはそんなところもあるのがわが子だよね、とありのままを受け入れてあげるところから始めましょう。
そして、あまりにもつらいというときは気持ちを切り替えるスキルを身に着けていきましょう。
ものごとのとらえ方を変えていくと、同じことが起こっても嫌なことではなくなることもあります。
今すぐにできなくてもいいのです。
100%できてなくてもいいのです。
今できてなくても、これからできるようになることもあります。
少しずつ、少しずつ、あきらめなければ変わっていきますよ。