こんにちは、
発達障がい支援センターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。
あなたはどんなことで人の役にたっていますか。
発達障害がある人の中には、自分は人の役に立たない、自分には価値がないと感じている人が多くいます。
それは、子どもの頃から、周りから言われたことができなかったり、何か役割を与えられてもそれを実行できなかったといった経験から、そう思うようになったということが多くあります。
「普通はこれくらいできるだろう」と思われていることができないと、何もできない人だと思いがちなのですが、そのかわりに、多くの人ができないことが得意だということもよくあります。
また、ほんとうに何もできないように見えても、実は誰かの役に立っていることもあります。
人にはそれぞれの役割があり、それぞれの場所で誰かの役に立てばいいのです。
仕事だって、社会的地位の高い人が偉くて、おいしいお米を作る人が偉くない訳はありません。
誰もが自分らしく生きればいい、それが他者への貢献になります。
何かができないことより、できることを活かせば、自分らしい生き方ができます。
こんな時はどうすればいいのか、どう考えればいいのかがわからない、という時はぜひカウンセラーに相談してみてください。