心理カウンセラーのブログ

発達障害の口癖

更新日:

こんにちは。発達障害支援センターの水野幸子です。

発達障害のあなた、発達障害のお子さんは、どんな口癖を持っていますか?

良い口癖も悪い口癖も一度見直しをしてみましょう。

どういうことかというと、言葉には力があります。
日本では古来からそれを信じられていたので、 言霊いう単語があります。

アファーメーションとして、 自分の言葉で自分に暗示をかけて、なりたい自分になるという方法もあります。

言葉には強い力があります。

つまり、普段聞いている言葉であなたの人生ができていると言っても言い過ぎではないくらいなのです。

発達障害のあなたは、”でも” “だって”という言葉が多いのではないでしょうか?

でも、だっての後ろには どんな言葉が続きますか?

・言い訳

・できない

というように、無理だよということをアピールしたい言葉が続いていきますよね。

例えば、 親御さんが宿題やりなさいっとお子さんに言うと、

だって今ゲームしているもん。

という返事が多いですよね。

発達障害のお子さんは特に”でも” “だって”が多いと思います。

お子さんの場合の”でも” “だって”には、自分のことを認めて欲しいという気持ちの表れでもあると私は思っています。

特に、親御さんへの返事でいう”でも” “だって”は、お母さんはそう言うけど、こう思うんだもん。と、お子さんの気持ちを分かって欲しいとアピールしているのです。

お子さんがアピールしてきたのなら、全てお子さんの言い分を通せばいいのか、と言われるとそうではありません。

宿題とゲームなら、宿題を先に終わらせてからゲームをしたほうがいいですよね。

ゲームをやりたいお子さんの気持ちは、よく分かる、理解していることを伝えて、先に宿題をやったほうがいいことを説明してあげてください。

発達障害のお子さんは、次の日には説明したことを忘れているかもしれません。
その時は、また、お子さんの気持ちを受け入れて、優先順位の話をしていきましょう。

子育ては特に、1回言えば通じたと思っていると、前も言ったでしょ!と言いたくなってしまいます。

お子さんが覚えるまで何度でも伝えるという気持ちでいましょう。

私が子育てするときに、男の子の育て方の本に100回は言えと書いてありました。その時になんとなく、1000回は言おうと思いました。私の性格と息子の性格を考えてなんとなくそう思いました。

そのほうが、私自身がイライラしなくて済むと思ったのです。

発達障害のお子さんは、親御さん、友達など、周りの人から、
・どうしてできないの
・なぜ合わせられないの

等々、思われていることをなんとなく察しています。
敏感な子であれば、過剰な反応をしているでしょう。

だからこそ、自分は人とは違うとと感じています。

”でも” “だって”は、発達障害のお子さんの、自己防衛でもあるのです。

自己防衛なら、言ってもいいのではと思いがちですが、”でも” “だって”の後に続く言葉は、先ほどもお伝えしたように、言い訳やできないという否定です。

それは、自分で自分自身に できないと言い聞かせているようなものになるのですね。

自己防衛で自分に自信をつけるどころか、自分を否定して出来ない人に自分でしていくのはよくありません。

発達障害のお子さんには、自分自身が好きでいて欲しいですよね。

ですので、普段から使っている言葉を考えていきましょう。

自分はできるんだ。というふうに変えていけるといいですよね。

”でも” “だって”は意識をしていても使ってしまいます。

私もまだ、言っちゃった。と思うことがあります。そして、その時の言葉の流れで、”でも” “だって”、ではない言葉に変換すればいいんだろう。と悩むこともあります。考えてしまいます。

私が”でも” “だって”を思わず言っているときは、”でも” “だって”を言いたくなる前の言葉を受け入れ切れていない時が多いです。コツとしては、”でも” “だって”を言いたくなる時に、言われたことを一旦そうかと認めることだと思っています。

まずは、親御さん自身の口癖を変えていきましょう。

発達障害のお子さんに、親御さんの口癖は何かを一緒に探してもらうのもいいですね。
その時に、発達障害のお子さん自身の口癖を一緒に見えつけようと、提案してみるのもいいですよ。

親御さんが使った時には教えてねと、お願いしておくのです。

もちろん、なぜ口癖を直そうとしているのかも、説明してくださいね。

発達障害のお子さんが、ゲーム感覚で取り組んでくれれば、親御さんがもういいよ~と言いたくなるほど、何度も指摘をしてきてくれるでしょう。

指摘されたときは、見つけてくれてありがとう。教えてくれてありがとうと、お礼を言うことを忘れないようにしていきましょう。

親御さんの姿を見ていると、発達障害のお子さんも自分もやってみようと思えるようになっていきます。

取り組んでいるときに、うまくできないからと、自分を責めないよういしましょう。
まだ使ってるなと気が付けるようになったことがすごいのです。

今までは気づいていなかったことに気づけるようになった自分を褒めていきましょう。

そして、自分が楽しくなる言葉をたくさん使っていきましょう。
そうすると、人生も楽しくなっていきますよ。

発達障害のあなた。発達障害のお子さんを支えている親御さん、支援者さん。

一人で苦しんでいませんか?

発達障がい支援センターの心理カウンセラーがいつでもあなたに寄り添います。

悩むことなく、寄り添えるところがあるということを覚えておいてくださいね。

そして、発達障害のことをもっと勉強したいと思ったあなたは、無料メルマガで 勉強することができます。

発達障がい克服!無料メルマガの詳細はこちらをクリック!

をクリックしてくださいね。


それでは、今日も楽しい1日をお過ごしください。

 
発達障害のことでお悩みではないですか?
 
 
発達障がい支援センターでは、『発達障がい克服!無料メルマガ』を発行しています。
 
発達障がい克服!無料メルマガは、今までに10万人以上の方にお読みいただいており、発達障害の悩みを解決するための知識・知恵が詰まっています。
 
発達障害のことでお悩みの方は、ぜひ読んでみてくださいね。
ずっと無料で読め、いつでも解除することもできます。
 
 
 
 

-心理カウンセラーのブログ

Copyright© 発達障がい支援センター , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.