発達障がい支援センターの西浦まゆみです。
私の住んでいる地域は今、台風が来ています。
家にいると、風の音がするし、
外に少しでも出ると雨に濡れてしまうほど雨が降っています。
発達障害の21歳になる息子は今日は台風のため、
バスが運休しており、仕事場に連絡して休みになりました。
発達障害の息子は台風の強風の音に敏感に反応して、
「風が強いけど家は大丈夫かな、窓は割れないかな」と言いながら、
窓にガムテープを貼り、暴風対策をしています。
そして、いつでも避難できるように避難用リュックを持ってきています。
準備万端です。
数年前に発達障害の息子と警戒レベル4の時に小学校に避難したことがあり、
その時のことをよく覚えているのでしょう。
「体験」をして、その時々に考えていくことで次に繋がります。
発達障害の息子と私はこの避難経験で寝袋や食料、飲料水、洗面道具、
気分転換用品などが必要ということを学びました。
私はテレビで見るように、避難に行けば
寝る時はタオルケットのようなものなど貸してくれると思っていましたが、
実際は場所のみの提供だったので
(小学校だったのでよく考えたら、そうだなって思たのですが・・・😅)
車にたまたま、バスタオルを積んでいて、夏場だったので助かりました。
発達障害の息子と避難所で色々と話しながら寝袋はいるねということになり、
自宅に帰ってから二人でネット通販を見ながら購入しました。
寝袋はわが家では何かと役に立っており、購入してよかったねと
発達障害の息子と話しています。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは、台風対策についての話をしていますか?
発達障害のわが子によっては「音」に敏感に反応するわが子もいます。
発達障害のわが子は想像力や観察学習ができないために
イレギュラーなことがあるとパニックになりやすい傾向にあります。
ましてや、台風などの自然的なものは、大雨や雷雨、強風などによる
恐怖を煽る音もするので、発達障害のわが子は不安を感じやすいです。
その不安を軽減するためには、
発達障害のわが子と一緒に台風対策をすることです。
台風の時には何をしたらいいのか、何を準備した方がいいのか
発達障害のわが子と話をしながら準備をすることですね。
台風の準備
・緊急警報が鳴った時の対応(避難するのか、自宅で様子を見るのか)
・避難する場合は持ち物の確認
(水筒、食べ物、洗面用品、寝る時に必要なもの等)
・停電になった時の対処(蝋燭や懐中電灯の準備)
・パソコンや携帯の充電
・ラジオなどの準備
・すぐ食べられる食料や飲み物・・・など
台風の準備をしておくことですね。
そして、最も大切なことは、発達障害のわが子の寄り添うことです。
発達障害のわが子は、台風がもたらす大雨だったり強風雨などの「音」だったり、
台風の影響での停電などにより不安が強くなっていく可能性が高いです。
なので、接触過敏のない発達障害のわが子には、
手を繋いだり、ハグしたり、背中をトントンしたりして、不安軽減を図ります。
また、共感の話し方で発達障害のわが子との会話を通して不安を和らげることですね。
発達障害のわが子に「台風の風の音がすごいね、こんな音は怖いよね」など
発達障害のわが子が思っていることを親のあなたも同じように思っているよ
と伝えることで、発達障害のわが子は自分だけではないと安心します。
試してくださいね。
発達障害のことで気になることがある方は
私たちカウンセラーに気軽の相談してくださいね。
大切なことはひとりで抱え込まないことです。