この方法でやってと言われても、やり方がわからないんだもん。
こんにちは、発達障がい支援センターの水野幸子です。
発達障害のあなたは、仕事で小さなミス(ケアレアミス)をいくつかして、怒られるということはありませんか?
よくしてしまうミスはどんなことですか?
どんなことが把握していますか?
発達障害のあなた自身が、分かっていることもありますよね。
例えば仕事のミスです。
・数えた個数を間違えて書いた
・記入する欄を間違えた
・会社名を間違えた
・メールを読むのを忘れている
だれもがうっかりやってしまう単純ミスなのですが、この単純ミスが何回も続いて起こるのが発達障害の注意欠陥の特性となります。
現在の仕事は、マルチタスクになっており、1人でいくつもの仕事を同時進行させていますよね。
周りの人が、当たり前に管理して、当たり前に行っていることが、発達障害のあなたにはできないのです。
発達障害のあなたは
・またミスをしてしまった
・また怒られてしまった
・気を付けているのに
・頑張っているのに
・自分はダメだ
と気持ちがネガティブになっていきますよね。
どれだけ注意しても、どれだけ頑張ってもミスをしてしまうのは、発達障害の特性で起こっていることです。
ですので、当たり前にやっている周りの人と同じようにやろうとすることで、無理をしていることになりませす。
無理をして頑張っているところに、また同じミスをして、何回言わせるんだ。いい加減にしてくれ。などのきつい言い方で注意をされると、発達障害のあなたの気持ちは落ち込みますね。
注意されるのが嫌だ、怒られるのは嫌だ、だから頑張ると気合をいれますが
またミスをしたらまた怒られると気持ちが萎縮して、緊張してしまい、仕事がますますスムーズのできなくなってしまいます。
ですので、周りと同じやり方ではなく、あなたのやり方を見つけましょう。
そのためには、発達障害のあなた自身が気づいている自分ミスを書き出してみましょう。
ミスすることが分かれば、ミスする部分を提出する前に再度チェックをするのです。
そのときに、ゲーム感覚で、絶対にミスを見つけてやる!と思って楽しんでチェックしてくださいね。
発達障害のあなた以外の人にも、ミスがしやすい箇所を伝えてチェックをしてもらいましょう。
この時に、発達障害のあなた専用のチェックリストがあるといいですよね。
チェックリストを作ったときに、先輩や上司に見てもらいましょう。
発達障害のあなたが自覚していないけど、周りはなんとかしてほしいなと思っているミスもあるかもしれないので、もしあれば、チェックリストに加えてもらいましょう。
ただ、ここで気を付けることがあります。
チェックすることが多くなりすぎると、仕事をすることよりもチェックをすることが優先になり、なんのためのチェックリストなのか分からなくなります。
チェックリストにも優先順位をつけていきましょう。
すくない数から、確実にチャックをしていくことで、意識づけをしていきましょう。
意識づけができてきたところで、次に意識づけをしていきたいことをチェックリストに加えていきましょう。
この方法は、発達障害のあなた1人ではなく、同僚や上司に協力をしてもらうことが大切になります。
発達障害のあなたにあったやり方で、周りの助けをかりながら行っていきましょう。
そうすることで、仕事がスムーズにできるようになれば、自分はダメだと落ち込む回数も減っていきます。
・仕事ができる
・楽しい
と思えるようになっていけば、発達障害のあなたに自信も出てきます。
やりずらい方法で無理をするのではなく、やりやすい方法で行ってもいいということなのですね。
周りの助けをなかなか得られないと思っているあなたは、発達障がい支援センターの心理カウンセラーがいつでも寄り添うことを覚えておいてくださいね。
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それでは、今日も楽しい1日をお過ごしください。