たまに、あれ?と感じる時がある。
こんにちは。発達障がい支援センターの水野幸子です。
涼しくなってきましたね。
10月に入り、秋らしくなってきましたね。
10月のイベントと言えば、発達障害のあなたは何を思い浮かべますか?
・運動会
・芋ほり
・遠足
・ハロゥイン
他にもありますよね。
さて、秋のイベント、発達障害のあなたは、参加するの決まっていますか?
友達や仲間内で、やろうという話はあるけど、具体的にはまだ決まっていない状況でしょうか?
イベントやみんなで何かをやろうとしている時に、発達障害のあなたはあれ?と思うことは今までありませんでしたか。
・自分にだけ連絡がきていない
・会話の内容がわからない
・質問しても答えてもらえない
なんとなく、ないがしろにされているのかな、と感じてしまうことありませんか?
発達障害のあなたの特性にもよりますが、幼い時からななんとなく感じている違和感、ありますよね。
そのたびに、なんだかよく分からないけど、
・淋しい
・悲しい
・辛い
と感じてきませんでしたか?
大人になるうちに、次第にその感覚に麻痺してきているかもしれません。
あえて、気づかない振りをしているのかもしれません。
ただ、ないがしろにされている?と淋しいとか辛いなと思うのなら、その気持ちはできるだけ早く解決をしたほうがいいのです。
なぜなら、発達障害のあなたの心の中で、淋しさや辛さが積み重なっていくからです。
いつかどこかで爆発したり、倒れてしまいます。
そうなる前に解消していくことが大切です。
そこで、本当にないがしろにされているのか、発達障害のあなたの思い込みなのかを考えていきましょう。
そのためには、発達障害のあなたのことを理解してくれていると思う友達や仲間に、発達障害のあなたが、信頼している友達や仲間に、あなたが感じていることを素直に話してみましょう。
あなたが分からなかった会話や、連絡がもらえていなかったことは、発達障害のあなたが苦手なことだからと、あえて連絡しなかった心遣いだったかもしれません。
理由がはっきりするとスッキリしますよね。
発達障害の特性で、お友達とトラブルが多かった方は特に、そのトラブルのことが心に残っていればいるほど、過去の出来事を思いだし、またかと思いがちです。
・どうせ自分は
・まただ
・自分なんて
という気持ちから、ないがしろにされたと思い込んでしまうのです。
例えば、友達が楽しそうに話をしているところに、発達障害のあなたが話を始めて、友達の話を遮ってしまう。
発達障害のあなたは特性なので、友達が嫌な思いをしているのに気づけません。
友達の話を遮ることを繰り返していれば、友達は嫌だな、まただ、という気持ちが積み重なっていきます。
ある日突然、会話の輪に入れてもらえなくる、ということが起こる可能性があります。
幼いあなたには、何が起きたか理解できないし、辛くて悲しい記憶になります。
このような記憶があれば、まただという気持ちが出てきて、自分を否定してしまいます。
幼いころの友達と、今の友達、仲間は違います。
幼いあなたは、成長しています。
これだけでも、過去と同じではないのが分かりますよね。
ですので、まただ、と思い込んで、自分で自分を苦しめていくのをやめましょう。
あなたの思い込み、観念に気づいて、緩めていけば、ないがしろにされたと思うことが減っていきますよ。
観念については、この発達障がい支援センターの心理カウンセラーのブログでお話をしています。
ホームページの検索で「観念」と入力してみてください。
たくさん出てきますよ。読んでくださいね。
それでは、今日も楽しい1日をお過ごしください。
季節のイベントを楽しみましょうね。