発達障がい支援センターの西浦まゆみです。
発達障害っ子は自律神経のバランスが乱れやすいです。
自律神経とは、オートメーションで体のバランスをとる機能をしている神経系です。
自律神経は活動時に優位になる交感神経と
リラックス時に優位になる副交感神経からなります。
発達障害っ子はこの自律神経のバランスが乱れやすく
そのため体調不良を起こすことが多いです。
発達障害っ子が自律神経が乱れやすい主な原因はストレスです。
発達障害っ子は認知の歪みにより誤解をされ、友達関係がうまくいかったり
周囲の人から注意をされることが多かったり
物事の同時処理が苦手だったりとして、ストレスを溜めやすいです。
発達障害っ子の自律神経のバランスが乱れると、
イライラしやすかったり、やる気が起きなかったり、不安感が強くなったり、
起立性調節障害になり朝起きれなくなったりします。
起立性調節障害は不登校の引き金になりやすいので
その意味でも自律神経を整えることが大切です。
自律神経を整えるためには、
・規則正しい生活リズム
・朝日を浴びる
・適度な運動をする
・バランスの良い食事をとる
・十分な睡眠をとる
・寝る2、3時間前にはスマホを見ないです。
発達障害っ子はONとOFFの切り替えがうまくいきません。
なので発達障害っ子は身体は疲れていても、
自分の興味のあるがあるとそれに夢中になるため睡眠時間を忘れてしまい
夜更かしをしやすくなります。
その蓄積で生活リズムが崩れていっているのですね。
なので、発達障害っ子の自律神経を整えるためには、
まずは生活リズムを整えるために、規則正しい生活を送ることです。
つまりは、休日も学校の日と同じように起床させることです。
そして、朝日を浴びて体内時計をリセットすることですね。
自律神経を整える生活を意識してくださいね。
発達障害っ子のことで気になることがありましたら
気軽の相談してください。
大切なことはひとりで抱え込まないことです。