発達障がい支援センターの西浦まゆみです。
明日は成人の日です。
2022年から成人年齢が20歳から18歳に変わりましたね。
それに伴い親の同意が必要だった契約が親の同意がなくても契約ができ、
クレジットカードも作ることができます。
飲酒や喫煙は20歳からです。
発達障害のわが子によっては、18歳の成人となると
契約や金銭トラブルに発展することがあります。
発達障害のわが子によっては、
見通し力が弱く、自己肯定感の低さから
強引に押し切られてしまうと断れなく、
自分に不利な契約を結ぶことがあるからですね。
また、発達障害のわが子は経験や知識の乏しさから
契約がどういうものなのか、金銭管理の仕方を知りません。
定型発達の子どもであれば、観察学習といって自分で体験したり教えないでも
周りのことを観察して自然に身についていくことが
発達障害のわが子には難しいからです。
なので、発達障害のわが子の段階に応じて
意識的に教えていくことが大切です。
お金の管理であれば、
お金の価値(百円で買えるもの、千円で買えるものなど)
お金の仕組み(仕事などの対価でお金を得られること、入ってくるお金と出るお金
お金を貯めるためには・・・)を
生活の中でわが子に合わせて伝えていくことですね。
契約も同様です。
幼稚園の子どもに契約のことを話してもわかりません。
契約の仕組みなどある程度わかるようになったら、スマホの契約の仕組みなど
発達障害のわが子がわかりやすいものから伝えていくようにするといいですよ。
意識してくださいね。
発達障害のわが子との関わり合いで気になることがありませたら
気軽に相談してください。
大切なことはひとりで抱え込まないことです。