心理カウンセラーのブログ

大人の発達障害が抱える「見えない苦しみ」について

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こんにちは、
発達障がい支援センターの真鍋良得です。

発達障害と聞くと、子どもの頃に診断されるものと思われがちですが、大人になってから気づく人も少なくありません
子どもの頃は「ちょっと変わった子」と思われていただけだったのが、社会に出てから「生きづらさ」として現れることがあるのです。

でも、見た目ではわからないことが多いため、周囲に理解されにくく、一人で抱え込んでしまう人がたくさんいます

「見えない苦しみ」とは?

発達障害には、ADHD(注意欠如・多動症)やASD(自閉スペクトラム症)などの特性があります。
それによって、大人になってから以下のような苦しみを抱えることがあります。

① 仕事でミスが多い・続かない

✔︎ 頑張っているのに ケアレスミスが多い
✔︎ 期限を守るのが難しい
✔︎ 興味がない仕事が苦痛で続かない

「注意が足りないだけ」「やる気がない」と思われてしまい、自信をなくしてしまうことも…。

② 人間関係がうまくいかない

✔︎ 雑談が苦手で会話が続かない
✔︎ 相手の気持ちが読み取れず、距離感を間違えてしまう
✔︎ 相手の言葉をそのまま受け取りすぎて傷つく

「なんか変な人」と思われたり、「空気が読めない」と言われることも…。

③ 日常生活がうまく回らない

✔︎ 片付けが苦手で部屋がすぐ散らかる
✔︎ スケジュール管理ができず、予定を忘れがち
✔︎ 優先順位がつけられず、何から手をつけていいかわからない

努力してもうまくいかないと、「自分はダメなんだ」と落ち込んでしまいます。

どうすれば生きやすくなる?

💡 ① 自分の特性を理解する
「なんで私はこんなにミスが多いんだろう…」と責めるのではなく、自分の特性を知ることが大切です。「得意なこと」「苦手なこと」を理解するだけでも、心がラクになります。

💡 ② 環境を工夫する
ミスを減らすために チェックリストを使う、スケジュール管理を アプリに頼る など、自分に合った工夫を取り入れると、少しずつ生活が楽になります。

💡 ③ 周囲に理解を求める
「自分はこういう特性がある」と周りに伝えるだけで、コミュニケーションがスムーズになることも。すべてを一人で抱え込む必要はありません。

💡 ④ 無理に普通になろうとしない
「もっと普通にできるようにならなきゃ」と思いすぎると、余計に苦しくなります。発達障害の特性を活かせる仕事やライフスタイルを見つけることで、自分らしく生きることができます。

あなたは一人じゃない

発達障害の特性は 「個性」でもあります。苦手なことがある一方で、得意なこともある はず。
無理に「普通」に合わせるのではなく、自分のやり方を見つけて生きやすくすることが大切です。

「もっとラクに生きたい」と思ったら、一度立ち止まって、自分の特性を見つめ直してみませんか?
あなたのペースで、あなたらしく生きていきましょう😊✨

 
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