
変化がないと飽きてしまう。
変化がに対処するのはすごく大変。
こんにちは、発達障がい支援センターの水野幸子です。
発達障害のあなたは、続けることが得意ですか?苦手ですが?
続けることが得意なあなたは、ASD(自閉症スペクトラム障害)の傾向が強いです。
続けることが苦手なあなたは、ADHD(注意欠陥・多動性障害)の傾向が強いです。
続けることが得意
続けることが得意なあなたは、ASD(自閉症スペクトラム障害)の傾向があります。
もしかしたら、続けることが得意なんて思ったことないんですけどと、思っているかもしれませんね。
「続けることが得意」の表現を変えると、「変化が苦手」ということになります。
変化が苦手ということは、ずっと同じ環境、同じ仕事、同じ生活リズムを続けていくことができる。ということです。
これは、大きな強みですよね。
ただ、発達障害のあなたは、変化が苦手なことで今まで辛い思いをしてきましたよね。
子どもの頃は、4月になるとクラス替え、担任が変わるなど、必ず変化がありました。
クラスメートも担任も同じでも、教室が変わる。学年が変わる。教科書が変わる。と多くの変化がありました。
中にはやっと慣れた、平気になった、と心から思えたのが3月という方もいるでしょう。
安心できていたのに4月で変わるというこの繰り返しは、苦痛でしかないですよね。
社会人になっても、新年度にはなんらかな変化が起きやすいです。
発達障害のあなたは、変化が苦手とういことをもう知っていますよね。
ずっと同じことを続けられる場所を探すことが、発達障害のあなたが安心していられるということになります。
もし、発達障害のあなたが、変化の多き場所にてい、日々苦しいのなら、変化の少ない場所、同じことをやり続けられる場所を探してみませんか?
あなたの強みは、続けられることなのです。
変化への対応が得意

続けることが苦手なあなたは、ADHD(注意欠陥・多動性障害)の傾向があります。
「続けることが苦手」ということは、「変化に対応することは得意」ということですよね。
発達障害のあなたは、じっとしていられない、すぐに飽きてしまうことを、子どもの頃から注意されてきましたよね。
じっとしてたくも、じっとしていられない。
続けたくても、飽きてしまうのはどうしようもない。
と、思っていも、じっとしていられない、すぐに飽きてしまう自分を責めてきませんでしたか?
周りから注意され、自分を責めてきたことが、実は、あなたの得意なことになるのです。
子どもの頃は、学校の集団行動の中で生活をしなければいけませんでした。
40~60分の時間、じっとしていなければいけませんでした。
大人になった今でも、会議などの時は、じっとしていなければいけない時もあるでしょう。
ですが、メインとなる仕事は、変化にとんでいることができるということです。
変化が平気、ということは、あなたの強みになるのです。
苦手は得意の裏返し
発達障害のあなたは、子どもの頃から自分の特性で苦しんできました。
そのために、特性=よくないこと、苦手なこと
という、思い込みがあります。
苦手なことは、発達障害のあんたの得意なことを教えてくれているのです。
苦手なことと対極していることは、得意なことになるのです。
子どもの頃から身に付けた、特性はよくないという思い込み。
注意され続けてきたことから気が付けば
・自分はダメだ
・自分は価値がない
・どうせ自分なんて
と自分を責める思考癖がついています。
自分を責める、否定をする思い込み、思考癖を変えていきましょう。
発達障害のあなたは、自分の特性からくる辛さに向き合って生きています。
まずは、頑張ってきているじぶんのことを思いっきり褒めてください。
どうして辛いのか、何ができないと思っているのか考えてみましょう。
できないこと、苦手なこと、が分かれば、その対極に得意なことがあります。
完璧になんでもできる人はいません。
変化が苦手な人、得意な人がいるのです。
同じことをずっと行うことが苦手な人、得意な人がいるのです。
得意なことは、得意な人に任せましょう。
そして、発達障害のあなたが得意なことは、どんどん行っていきましょう。
あなたが行っていくことは、苦手な人の助けになります。
お互いが支えあっているのです。
もし、発達障害のあなたが、誰かに支えてもらいたいと一人で苦しんでいるのなら、話せる人を見つけましょう。
発達障がい支援センターの心理カウンセラーがいつでもあなたに寄り添うことを、覚えておいてくださいね。