
発達障がい支援センターの西浦まゆみです。
発達障害っ子ママが
発達障害っ子を無意識に突き放している言動があります。
それは、発達障害っ子ママが、
発達障害っ子にもう〇歳になったからとか、
友達はしているからとか、
もうできるよね、と言って発達障害っ子に丸投げをすることです。
今まで発達障害っ子ママが発達障害っ子の代わりにしていたことを
発達障害っ子はこのくらいならできる、
周りを見てももう自分でしている子が多いから発達障害っ子もできるはず
という謎の自信がママにはあり、そのまま発達障害っ子に押し付けていることですね。
例えば、小学3先生の発達障害っ子に学校の準備はもうできるよね
と、今までは発達障害っ子ママがしていた学校の準備を
そのまま発達障害っ子にさせることですね。
もちろん、発達障害っ子に自分のことをさせることは大切です。
ただ、発達障害っ子ママが確認をしなかったことで
発達障害っ子が戸惑ったり、ママに不信感を抱いたりしているのです。

発達障害っ子によっては、観察学習が苦手です。
観察学習とは、自分では実際にしなくても、
見ていて学習して自分のものにしていくことです。
発達障害っ子はママがしているのを見ていたからと言って、
できるとは限りません。
発達障害っ子からしたら、今まではママがしてくれていたのに、
いきなり自分だけできるでしょうと言われても、よく分からず戸惑うばかりです。
そして、発達障害っ子はママに突き放されたとの思いから、
ママに反抗したり、不信感を抱いていきます。
なので、まずは、発達障害っ子にママがしていたことをさせようと思ったら、
発達障害っ子に丸投げをするのではなく、
発達障害っ子が実際にできるかどうかと
発達障害っ子の心構えを確認することが大切です。
発達障害っ子が実際にできたとしても、
心構えができていない時には、見守っているからいつでも言ってねと
発達障害っ子が安心できるようにすることも必要です。
そうしていくと、発達障害っ子は自分でできることが増えていきます。
試してくださいね。
発達障害っ子のことで気になることがありましたら、気軽に相談してください。
大切なことは、ひとりで抱え込まないことです。