発達障がい支援センターの宮田武志です。
昨夜、ある知人と話をしていました。その知人は「自分はアスペルガーなのかもしれない。」と言っていました。
私の目から見るとコミュニケーション等に違和感はなく、むしろ好印象が先に立つような振る舞いを多く目にします。話す内容も言葉選びが的を射ていて、納得しやすい説明が多いです。
強いて言えば、仕事の内容が驚くほど専門的で、かつ、細かいルーティンの繰り返しを基盤にしているので、アスペルガーの特性が功を奏しているのかもしれません。
しかし、私がここで特筆したいのは、その知人の高度な仕事の専門性の方ではなく、沢山の人に好印象を抱かせている人柄の方です。
なぜその知人は人柄が好印象なのだろうか。
私は知人自身が「自分がアスペルガーなのかもしれない」と自覚しながら、常に自分の振る舞いに気を配れているからなのだと思います。
つまり己を知ること!
自分のことをどれだけ知っているかが自分の人生をより良くするために1番効果的な対処法です。
発達障害という障害が世間に認知され始めた昨今、存在認知まででとどまることのマイナス面も見受けられています。
大切なのは正確に発達障害のことを理解すること。そうすることで自分が発達障害なのか、発達障害ではないのかが見えてきます。
私の知人はきちんと学んだわけではありませんが、結果として人生をより良くできています。つまりプラスになっているようです。
しかし、これは確率的に見れば50%しかないケースです。つまり、たまたま上手くいったケースです。
しかし、きちんと学べばその可能性は50%よりも高められます。
繰り返しになりますが、学ぶことが一番の対処法です。「もしかしたら自分は発達障害なのかも?」と思うことがあったのならば、発達障害のことを学ぶことから始めるべきなのです。
そして己のことを知るべきなのです。
この発達障がい支援センターには発達障害のことを学べるメルマガがあります。もちろん無料です。また、発達障害を専門とした私たちカウンセラーも在籍しております。
発達障害とともに生きていくために、先ずは己を知ることから始めてみませんか?