こんにちは、発達障がい支援センターの神谷今日子です!
発達障害のあなたは、好きなことはありますか?
発達障害のあなたは、好きなことがない…と悩んではいませんか?
発達障害のあなたは、好きなことを探したいと思っていますか?
好きなことって意外と見つからないものですよね。
私自身も発達障害当事者ですが、8年ほど前は、好きなことがないという状態でした。
何かをやろうとしても、無気力だったり躊躇したりしていました。
そんな状態だったため、「これは、ほんとは好きなことではないんだな…」と考え、結局やらなくなることが多かったです。
そこで今回は、好きなことがない…という発達障害の方のためにブログを書こうと思います。
好きなことがない発達障害の自分を責める必要はない
あなたは、好きなことがない自分を責めることがありますか?
周りが好きなことを楽しんでいるのを見ていると、「それに比べて自分は…」と考えてしまいますよね。
しかし、好きなことがないという発達障害の自分を責める必要はありません。
なぜなら、今の世の中は、やるべきことに溢れていて、気付いたら好きなことがわからない…好きなことがない…という状態になるのも無理がないからです。
特に、発達障害の方は、一つのことをやるのに時間がかかる傾向もありますので、尚更そういう状態になりやすいのです。
なので、まずは、好きなことがない自分もそのまま受け入れてみてくださいね。
そこから変化が始まります。
好きなことがないのはどうしてだろう?
では、なぜ、好きなことがなくなってしまったのでしょうか?
時間がないから・お金がないからという物理的な理由もあるかもしれません。
まずは、そこに余裕を持てるように、仕事や生活習慣、家計管理を見直すのも良いかもしれませんね。
しかし、
「前は、時間があまり取れなくても、好きなことに取り組めていたのにな…。」
「せっかく時間ができたのに、好きなことがない…。」
というケースも少なくありません。(私もこのケースでした)
その時に、考えていただきたいことがあります。
それは、『基準』を自分に課していないか?ということです。
例えば、
・好きなら、これくらいできなくてはいけない
・これをやるのには、これくらいのスキルがなければいけない
・あの人くらい夢中になれなくては、好きと言ってはいけない
・仕事ができている人しか、好きなことをしてはいけない
などの、こうあるべき!こうするべきだ!という基準です。
好きなことがなかった当時の私も、こういった基準を自分に課し続けていました。
では、この基準ってどうしてできると思いますか?
それは、過去の経験からです。
私自身の例で言うと、
昔、うまくできないことを人にからかわれた経験があり、そこから人前で何かをすることが怖くなりました。
他にも、ネットで誹謗・中傷などを読み、新しいことにチャレンジするのが怖くなったこともあります。
こういったことがあると、そこから自分を守るために、
これくらいできなくてはいけない!周りから何か言われないようにしなくてはいけない!
と、基準を設けるようになるのです。
しかし、厳しい基準があればあるほど、やりたいことも楽しめませんし、やる勇気も出なくなっていきますよね。
それだけ、『基準』というものは、人の好きなことを奪い、無気力にさせてしまうものなのです。
あなたの周りには、やりたいことをからかってくる人はいますか?
あなたの周りには、好きなことをバカにしてくる人はいますか?
もしいるのであれば、そういった人たちとは、最初はできるだけ距離を置き、少しずつ自分の好きなこと取り戻していくことをおすすめします。
そして、基準を手放していくうちに、好きなことに気付き、本当のあなたを知ることができるようになっていきます。
私たち心理カウンセラーも、そんなお手伝いを、いつもしています🌷
ということで、本日のブログは以上です。
・好きなことがない発達障害の自分を責める必要はない
・好きなことがないのは、自分に基準を課していることが多い
・基準を見直してみよう!
というお話でしたね。
あなたも、ぜひ、今までの自分が自分に課してきた基準について考えてみましょう。
また、こういった話は、発達障がい支援センターが発行する『発達障がい克服!無料メルマガ』でもしているので、ぜひ、こちらも読んで学んでみてくださいね。
では、最後までお読みいただき、ありがとうございました。