発達障がい支援センターの宮田武志です。
2日前そして昨日と初めての人と会う機会がありました。オンラインでは何度も会話をしたことがあったのですが、直接お会いするのは初めて。
会える瞬間が来るまでは正直少し緊張しました。
現代社会においてはこのような出会い方がこれからはもっと増えていくのではないでしょうか。
人とのコミュニケーションが苦手な発達障害の人たちにとって、オンラインを通した後に直接対面するという出会い方はコミュニケーションをスムーズに深めるための良い手法になると思います。
オンラインを通して何度か関わった経験は、その後いつか行われるであろう直撮対面の場での緊張感をスムーズに解消させてくれるはずだからです。
なぜなら、直接対面した時の緊張感さえもお互いの距離感を縮める話題のタネになるからです。また、直接対面と言っても事前にお互いの情報交換はいくつかされており、お互いのことを知らないようで、やっぱり実は知っているのです。
そしてなんと言っても、オンライン対面を通した後に直接対面にまでお互いの関係が進んでいること自体が、両者の信頼関係がすでに構築されている証です。
先ほど私は初めて会う前に少し緊張していた、と言いましたが、驚くほど早くその緊張感は消えてなくなりました。
コミュニケーションをより良くするためには、なるべく多く人と関わる機会を設けることが1番の方法です。
これは発達障害の有無に関わらないと思います。発達障害を持つ人も持たない人も、とにかく人と関わった回数が繰り返されるほどその人とのコミュニケーションは良好になります。
もちろん関わりを深めるまでの段階で気が合わなかったり、時には喧嘩してしまったり、などのトラブルが起きるかもしれません。
しかし、それも含めて、その経験の積み重ねが次の誰かとのより良いコミュニケーションの関わりに結びつくはずです。
もし人とのコミュニケーションに不安や悩み、不満がある人は、まずはオンラインを通してでも誰かと関わることを始めてみませんか?
私たちは発達障害で苦しんでいる人たちのストレス軽減に努めています。この発達障がい支援センターはそのために立ち上がりました。
発達障害を理解するための無料メルマガ、悩み・不安・苦しみを軽減するためのカウンセリング、など1人ではなかなか解決の筋道が見えにくいといった現状にある方がおりましたら、ぜひ発達障がい支援センターの取り組みに少しずつでも関わってみることをおすすめします。
新しい出会いに対して前向きに取り組める、そんな人生を一緒に増やせていければと思います。