こんにちは。
あなたは、発達障害のことでお困りではありませんか。
また、
・片付けが苦手
・いつも部屋がゴチャゴチャしている
・どこに何があるのか分からない
・必要なものが見つからない
そういうことはありませんか。
発達障害のありなしに関わらず、片付けが苦手な人は多いように感じます。
私は、片付けが苦手です。
子どものころから、よく探し物をしていました。
部屋に遊びにきた友達に、「ちゃんと片付けろ」とよく言われたものでした。
頑張って片付けをして、部屋をキレイにするんですが、時間がたつとまたゴチャゴチャになってしまうんですよね。
あなたはいかがでしょうか。
本日は、発達障害のことでお困りのあなたと、
また、「片付けるのが苦手」なあなたと一緒に、
「片付けられない」理由について考えていきます。
なぜ私たちは「片付けられない」のでしょう。
答えは簡単です。
「持ち物が多すぎる」からです。
…そんなことは分かっている、という声が聞こえてきそうですね。
もう少し詳しく説明します。
「片付けられない」理由は、
「物を管理する能力にたいして、持ち物が多すぎる」からです。
あなたは、物を管理する能力は高いですか。
・部屋が、物でゴチャゴチャにならない
・物を整理、整頓できる
・片付けが得意だ
・どこに何があるのか分かる 等
このような人は、「物を管理する能力が高い」といえます。
自分の持ち物を、じゅうぶんに管理できているからです。
一方で、
・部屋が、物でゴチャゴチャしやすい
・なかなか物を、整理、整頓できない
・片付けが苦手だ
・どこに何があるのか分からない 等
このような人は、「物を管理する能力が低い」といえるでしょう。
自分の持ち物の管理が、なかなかできないからです。
あなたの、「物を管理する能力」の高さはいかがでしょうか。
私は、おせじにも高いとはいえません…。
でも、大丈夫です。
仮に、「物を管理する能力」が低くても、片づけられるようになります。
その方法が、【物を管理する能力にあわせて、持ち物の数を減らす】なんですね。
【持ち物を、自分が管理できる数になるまで、減らす】わけです。
例えば。
Aさんは、物を管理する能力が「10」あるとします。
しかし、Aさんは物を「20」も持っています。
Aさんの部屋は、どうなるでしょう。
かなり、ゴチャゴチャしていると思われます。
なぜなら、物を管理する能力にたいして、持ち物の数が多すぎるからです。
そこでAさんは、いらない物を捨てて、持ち物の数を「12」になるまで減らしました。
部屋はどうなるでしょうか。
だいぶ、片付きました。
ですが、Aさんの、物を管理する能力は「10」です。
まだ少し、物の管理は大変そうです。
それから。
Aさんは、持ち物の数を「9」になるまで減らしました。
部屋はすっかりキレイになりました。
ときには散らかることもありますが、以前よりスムーズに片付けることができます。
以上が、【物を管理する能力にあわせて、持ち物の数を減らす】方法です。
片付けられない理由は、物を管理する能力にたいして、持ち物が多すぎるからです。
それならば、【自分が管理できる量になるまで、持ち物を減らす】のが効果的です。
もちろん、物を減らす、つまり物を捨てることが苦手な人もいるでしょう。
大丈夫です。
いきなり物を捨てなくても、
・自分の、管理できる物の量はどれくらいか
・それに対して、自分が持っている物の量はどれくらいか
この2点を意識するだけでも、効果はあります。
ぜひ一度、【自分と物を見直して】いただけたらと思います。
本日は、発達障害のことでお困りのあなたと、
また、「片付けるのが苦手」なあなたと一緒に、
「片付けられない」理由について考えました。
それでは。
一緒に、今日を心おだやかに過ごしましょう。
発達障がい支援センター 心理カウンセラー