こんにちは、発達障がい支援センターの神谷今日子です。
本日、4月2日は、世界自閉症啓発デーです!
世界自閉症啓発デーは、国連によって決定されており、「全世界の人に、自閉症をはじめとする発達障害について啓発する(知っていただく・理解していただく)」取り組みがおこなわれています。
また、今日から4月8日までは、発達障害啓発週間となっています。
そこで、今日のブログでは、自閉症や発達障害について、そしてどんな風に発達障害の方と接していくといいのか?について、お話させていただきますね。
自閉症の方は、脳機能の発達の違いから、人とのコミュニケーションが苦手だったり、何かに対してのこだわりが強かったりします。
また、感覚過敏といって、聴覚・嗅覚・視覚・触覚・味覚といった感覚のどれかが過敏なこともあります。(逆に感覚鈍麻といって、鈍い方もいます)
このような特徴があるため、自閉症の方は、傍から見ると、かなり個性的に見えることもあるかもしれません。
えっ、そんなことで?と思う刺激に対して、過剰に反応したり、
こちらが何度も話していることをうまく理解できなかったり、
一つの物に過剰に打ち込んだり…
そんな様子を見ていると、何でもっと他の人と同じように、普通にやれないの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
ただ、ここで考えて頂きたいのです。
この世界には、一人として同じ人はいないですよね。
それぞれ、好きな食べ物も違うし、行動も違うし、持っているスキルも違います。
あなたは、趣味や日々の行動を、誰かに無理矢理、強制されたら、どう思いますか?
とても、嫌ですよね。
自閉症の方も同じです。
なので、どうして同じようにやらないの?これが常識でしょ?こうやりなさい!と一つにまとめようとするのではなく、それぞれの個性を認め合って生きていくことが大切です。
あなたは、それが気になるんだね。
あなたは、この説明だと、理解しづらいんだね。
あなたは、それが本当に好きなんだね。
こんな風に、発達障害の方の持つ個性に寄り添う形で接することで、それぞれの個性を認めながら、共に生きていくことができるようになります。
これは、発達障害の方に限らず、誰と接するときにも言えることです。
発達障がい支援センターも、発達障害の方の個性を活かしながら、困りごとを克服していくための活動をしています。
自身や周りの人が、自閉症を含む発達障害でお困りの方は、ぜひ、一度、『発達障がい克服!無料メルマガ』を読んでみてください。
発達障害克服のための知識・知恵を無料でお伝えしています。
では、今日は心理カウンセラーの神谷今日子がお送りしました。
世界自閉症啓発デー、一緒に広めていけたらと思います^^