発達障がい支援センター
小蔦美奈子(こつたみなこ)です。
発達障害のあなたは、
観葉植物や花を育てたことはありますか?
私の自宅リビングには
1メートルほどのモンステラと、
同じく1メートルほどのガジュマルが鎮座しています。
どちらも初めは15センチほどの
小さな苗木でしたが、
1年、また1年と
歳を重ねるごとに
こんなにも大きくなりました。
ベランダには、
四季折々の花々が咲いていて、
デイジーがそろそろ終わりを告げ、
ラベンダーの蕾が膨らんできました。
毎日水やりをしながら、
少しずつ育っている植物たちをみて、
とても癒されています。
発達障害のあなたは、
植物にだけにある「フィトンチッド」という成分が
存在していことをご存知ですか?
公園に行くと必ずある樹木は、
人の手を借りなくても大きく
たくましく育っていますよね。
その力は「フィトンチッド」という成分が、
害虫を寄せ付けないようにしたり、
傷口を自ら治したりするのだそうです。
発達障害のあなたが、
公園に行った時に
他の場所よりもリラックスした
経験はないでしょぅか?
それは、緑視率と言って、
人の視界に占める緑の割合を示す指標で、
緑の多さを表すとされています。
その、緑が多ければ多いほど、
ストレスホルモンのコルチゾールが緩和され、
疲労感の軽減や安らぎを感じるそうです。
さらには、「フィトンチッド」という成分が
人を癒し、リラックスする効果が
あるのですよ。
デスクワークをする方にとっては、
机に小さな観葉植物を置くだけでも
フィトンチッド効果で
集中力が向上するのですから、
ぜひ、試してみてはいかがですか?
ここで注意が必要なのは、
緑視率が多過ぎるとリラックスしすぎて
生産性が低下してしまいますので、
だいたい10〜15%を目安に
観葉植物を置くことをおすすめします。
誰にでも、
仕事でのミスはしてしまいます。
私は先日、
別の部署の方の名前が出てこなくて
あたふたしてしまいました。
そう、ど忘れをして失敗してしまったのです。
そんな時には、
近くの公園でリラックスして、
ストレスホルモンを
やっつけてしまいましょうね。
公園がないという方は、
観葉植物や植え込みでも
効果は変わりませんので
安心してくださいね。
そして、
発達障害のあなたが、
今日一番のやる気と集中力で、
あなたらしさを発揮してくださいね。
あっ、あともうひとつ、
そういえば、私のリビングのテーブルには
ポトスがただずんでいましたよ。
発達障害のあなたも、
植物も、少しずつ、少しずつ、
成長しているのですよ。