発達障がい支援センター
小蔦美奈子(こつたみなこ)です。
GWもあっという間に過ぎ、
だいぶ暖かくなってきましたね。
発達障害のあなたは、
GWの時には、
どこかに出かけたでしょうか?
私はGW中も
毎朝ウォーキングをしていたのですが、
近くの運動公園の緑が日に日に生い茂り
空を埋め尽くすほどの緑に包まれながら歩いていると、
とても清々しく、優しい気持ちになれるのです。
発達障害のあなたは、
子供の頃、
「ちゃんと座らないとだめ」
「じっと座ってないとだめ」
「肘をついていたらだめ」
などと言われたことはないでしょうか?
発達障害のあなたも、
きちんと先生の話を聞きたいと
思っているのにどうしても、
猫背になったり、モジモジしたり
姿勢がすぐ崩れたりして
すぐ疲れてしまうことがあったのではないのでしょうか?
発達障害の特徴の1つとして、
「低緊張」と言う体質がある人がいます。
その原因は、
脳の神経伝達が筋力に対しての
指令がうまく伝わらず、
100の力を出したくても、
80、70の力しか出せないことがあるのです。
この反対で、
100の力を出すのに、
120、130の力を出して、
肩がこわばったりする人は、
過緊張と呼ばれています。
この「低緊張」が原因で、
じっとしていられないことがあだになり、
授業中にウロウロしてしまうことも
あったのかもしれません。
そのことが納得できない先生や親は、
真剣に聞いていない
ふざけている
集中力が劣っている…
などと、
思いも寄らないレッテルを
つけられて傷ついたことが
あるのではないのでしょうか?
そのことで、
発達障害のあなたは
いつの間にか自分への評価が下がり、
どうせ自分はダメな人間だ
また同じことを注意されてしまった
何をしてもうまくいかない…
などと思っていたのではいないでしょうか。
発達障害のあなたは、
大人になるにつれ、
その、親や先生に言われた通りの人に
なってはいないでしょうか?
発達障害のあなたは、
もう子供の頃のあなたではありません。
低緊張の体質は、
大人になるにつれて自然と
日常の生活には支障はないくらいに
なっているかもしれませんね。
発達障害のあなたに合うお仕事は
必ずあります。
力の強さや弱さは人それぞれで、
周りに合わせようとして無理をすると
身体が悲鳴をあげて疲れてしまいます。
力が弱くても、
できることはあるのです。
全てはバランスです。
発達障害のあなた自身が、
これはできる、これはできないと
レッテルを張り続けると、
自分の可能性が制限されて、
身動きが取れなくなってしまいます。
大人になっても低緊張の人はいるのです。
けれどもある程度の運動は必ず必要です。
なぜなら、身体の筋力の衰えは、
脳への必要なエネルギーを奪い、
集中力や想像力を低くしてしまうからです。
ですのでこれからは、
楽しく運動できることを心がけて、
発達障害のあなたの好きなことができる喜びを
感じ取ってくださいね。
できれば自然の中でできる、
有酸素運動がオススメですよ。
自然な中での一体感と、
生命のエネルギーに包まれて、
心も身体もリラックスした、
ありのままのあなたでいられるのですから…
今は朝の5時37分…
身体がウズウズしてきましたので、
そろそろウォーキングへ行ってきますね。
ではまた、お会いしましょう。